Utakata
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和音
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テキトーに生きてこ
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霧雨が吹き込む朝の外廊下 たった1人の足音が響く
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「秋かな?」と 勘違いした 栗の木は 日傘の海に 秋の実を落とす
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厳冬さえ やがて綺麗な 花咲かす 我が涙はさて 何を咲かすか
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窓の外 まだ真っ白な 自由帳 何でも描ける 何でも出来る
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出来の悪い 夢みたいだなと そう思う こんな奇跡が 起こるだなんて
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「こんにちは」 第一声は それだっけ? もう忘れたや まあもう要らんか
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街灯や 夕陽や月や 朝日やら 日常花火を あなたと見たい
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ゴウゴウと 吹き荒れる風 揺れる枝 けれどもここだけ 台風の目
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いつまでも 一緒がいいねと 言ったけど 最終限度 さめてく温度
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静寂と 風の音しか ない夜は 人間の数を 錯覚させる
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いつだって あなたのために 頑張ったのに その必要は 無くなっちゃった
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「来年も その翌年も また次も
平凡な日
(
特別な日
)
を 一緒に祝おう?」
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脳内で 参加者一人の 反省会 ネタは尽きない 朝はまだ先
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白黒の 鍵盤の音 響く部屋 なぜか君だけ 色がついてた
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目が覚めた 荒い息に 滲む汗 またこの夢か 戻らぬあなた
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黒板に 落書きしあった 思い出に 戻りたいなと 思い寝落ちる
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「死ぬまでは ずっと一緒」と 決めてきた うまく役目を 果たせただろうか
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他国へと 旅立つ君とは 多分もう 会えないだけど 「またいつか会おう」
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横見たら あなたがいるただ それだけで 幸せ感じた 秋のあの日々
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いつだって 「一緒がいい」と 言えなくて 心の奥に 隠した本心
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深夜帯 隣で眠る 友達と 喋りあかした 修学旅行
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歓声と 固い絆で 完成す スポーツ大会 夏はまだ先
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陽光が 窓突き抜けて 掻き立てる 「ほらほらもう朝 早く起きろ」と
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「愛してる」 あなたはいった あの世へと 最後の言葉が さびしく残る
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過去にいる あなたと契り 交わしたから 私は未だ 非売品のまま
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ただ一人 私の心を 照らす光 こんなに近くに あったんだなあ
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心から あなたの姿が 消えて行く こぼした言葉 涙と共に
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生き物の 生誕の時を 祝うよに 春風歌う 花びらと共に
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青色が うっすら浮かぶ 「じゃあまたね」 振り向き姿に 手は届かない
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「明日ね」と あなたと交わした 挨拶は 気づいた時には 聞かなくなった
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