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新緑の 影の星なる 白詰めの 花の集いは 無垢に陽を乞ふ
17
議事堂の窓に僕らの乾杯を照らす梅林園の大倉山や
11
君の手を離さず登る丘の上僕らを照らす十六夜の月
17
神経痛みんな笑うのほんとイヤ 通じないのがいちばん辛い/お年頃な膝さん
30
鮮やかな私が好きな世界には そちらの事情は入らぬはずでしょ?
2
微睡
(
まどろ
)
みて 途切れ途切れの夢の中 今亡き人と
刹那
(
せつな
)
の出逢い
22
温まる入浴剤が残ってる洗面シンクのしたで夏眠よ
9
星涼
(
ほしすず
)
し 闇に突っ張る電車道 車窓に見ゆる 景色見る顔
8
かきつばた咲きぬる時を待つほどに
水面
(
みなも
)
に映りし影はいずこへ
10
隣人に
凭
(
もた
)
れ眠るは
相身
(
あいみ
)
互い なれど重きに そっと肩抜く
14
五月病、誰が名付けた
?
正式な呼び名はなくとも毎月だるい。
7
「道がない」道がなければ歩けすら しない私と取られた一番
4
これからもずっと言えない君のこと 友だち以上恋人未満
7
草むらにハマダイコンの島々は 海岸のそばのもう一つの海
10
せかいでたったひとつの不変はきっと「終わり」だけなのね
5
この秘密空に放とうちょうど良い風が吹いてる明るい風が
6
ただ愛した貴方の隣に居たかった!
4
隣家に槌音のして(売れたらし)静かな街の小さなニュース
31
ウソホント見ても聞いてもわからない誰のせいかは知る人ぞ知る
11
こってりを 啜りし夜の テーブルで 未来を語る 娘は三十路に
27
五月病うがああああああああああ 学校辞めたいあああああああ
8
交差点 体育館裏 更衣室 この日焼け止めはいつもあの夏
8
植え込みで 紫色に 微笑んだ 紫陽花そよぐ 月曜の夜
27
色抜けただけの間抜けなモノクロの中で見つけた君は天然色
8
仕事終へ庭へまわれば満開の
躑躅
(
つつじ
)
きそへり 白・桃・茜に
9
殺人のように滴る蒸しナスの紫色を宝石にしたい
5
一年がタイムラプスに流れゆく つゆの干ぬ間か 祭りが終わる
13
耳に猶 触れぬ答弁 淡々と 改めて問う 国民の意義
13
杖持たず歩の軽し
高齢者
(
ひと
)
眩しきも一足ごとの風は優しき
36
今日もまたニュースを直視できなくて料理番組ながめています
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