日々眺む伊吹の山に登り来て途中で降参心残して
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10代で 満たされなかった 隙間とか やり残しだの ただの誤魔化し
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段々に明け遅くなる長月にゆったり生きろと朝の伝言
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ささやかな 贅沢だった銘柄米コシヒカリ 値上げの波に高嶺の花と 
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よくなく鳴くねこ ちま猫ちゃんは よくなくよ😸 かまってほしいし おみずもほちいの
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ビッグエコー 疾風のように予約して 半額クーポン(月末まで) 使って帰ろ(笑)
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おっきなりんご 君の名は「みらい」と言うんだね いい名前だね 未来は明るい
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二週間ぶりの通勤の車窓からまだらに刈られし黄金田ひろがる
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醜いと 思う自分を 好きと言う ひとが現れ 心が揺れる
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曇り空 あいにく月は 見えねども アメジストセージの 凛と咲きたる
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静かな夜 耳を澄ませば 母の寝息 タヌ猫すぴすぴ 虫のがして
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文字知らぬ君の瞳に反射する赤、黄色とか青、いいんだよ
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あてもなく 彷徨い疲れた サラリーマンが 最後に行き着く ヨドバシの階段
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あーんして 歯ブラシ片手に 覗き込む 親もぽかんと 口を開けてる
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仕舞われた 8歳男児の ユニホーム タンスに満ちる 蒼空の風
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犬猫のように褒めて 僕に愛してるって言って ねマイダーリン
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わたしの愛があなたに益であればいいと 今安らかに謳うや
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刹那的、ただし地に足付け継続的にいるのの 楽しいことよ
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あなたの中にある悲しみも あなたが望むように ゆっくりやれたら
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なんだかんだきっと自死することない 自嘲しながら苦しく生きる
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擦り傷やうんちまで書き「完璧だ」保育士のが私を誉める
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ニュートラルなわたしとあなた。それ忘れぬように。嫌われたくはない…
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濃厚な接触したい、生き物と。まあつまり愛確認したい
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雲の上 降りた先あなたの家の窓 でも会えない そんな夢で
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娘からビデオ通話で共に見る『れんらく帳』の正しい母さん
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きみの名が、一等星乙女座の俺から見ても酷く輝く
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雪景色 春の訪れ 待つ君と ふたり寄り添い 溶ける雪かな
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ライルズが かめはめ波にて 勝利酔う 私は惣菜 スカウターにて 値引ゲット 
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大挙して空を渡ってゆく白い夏 地平の裏で来年を待つ
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墓参る明日のために花を買う奮発をしてスプリングバレーも
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