気のせいか立春すぎの日照にっしょうにさしもの雪もかさちぢみたり
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お巡りさん「見回りの際、行ってみます」お頼み申す街の治安を (②)
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パスタみ思いを馳せるあの味に貴女が作ったハヤシライス
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細りたる 五輪の聖火 灯されて ガザ・ウクライナ 吾に迫れり
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横たわり死体になる妄埋まる脳 不安がないのがハッピーなだけ
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買い置きし 名作を読み 世を去りむ 母の命を 看取りし後に
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徒歩五分それも車に乗るくらし選挙ポスターありやなしやと
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パンまつり皿一枚分貯まる頃去年は春が来てた気がする
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左手がうずくと息子厨二病 オレも疼くぜ四十二しじゅうに病さ
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ヒヨドリがほうれん草を食べに来る デイ友言いし如月の朝
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劣等生 大体皆に 追いつけず 少しだった差 今では広がり
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退勤の空が明るいこんなにも雪積まれても春立ちにけり
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旧市街未来の候補は現れず蔦草絡む茶色いポスター
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公園の出口くゆらすたむろの巣 通り迂回しお巡りさんへ (①・何かあってからでは遅いので🫡)
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夜の雲 雷よなれ そう思った 自分が良いと 自我自賛
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日向夏ジャムは甘くほろ苦く 遥か昔の切なさを ふと
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パンまつり 白いお皿が もう何枚 我が家はしばらく パン祭り
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小春風 優しく運ぶ 甘い声 忘れないで 忘れないよ
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口の中みたいに傷が治るなら痛みに囚われなかったのに
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漆黒の ダークネスより 厨二病 そんな言葉は ダークナイトだ
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冬の夜 炬燵こたつに入り 本を読む 静かな時間 隣にはきみ
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許してね 鍵付き手帳に書いた夢 晒して笑う大人になったよ
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この星を隠し通せるはずもなく手にできなくてほんと良かった
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休暇前だんだん仕事やる気なく全て未来の自分に依頼
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ぬか床を久かたぶりに掘り返し 胡瓜と蕪を埋めて春待つ
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独り夜に 炬燵に入りて 口遊くちずさむ 涙を誘ふ「♪ かあさんの歌」
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ヨーグルト水を切るのも面倒だ きな粉とミルク混ぜるも面倒
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懐かしい詩を投稿待っていたこの一度のいいねドカ盛り
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小倉でねソニック止まり地獄かな外で眠ないとホテルがないよ
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ひげそりて卵のようなあごなでて オーマンダムとつぶやいてみる
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