義父ちち義母ははのピンチで女房富山行き 雪男スノーマン当選あたって戻る
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待ちわびた太公望の声はしてきらきら光る波の白さよ
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今日よりも八度も低い明日が来る出かける予定無いのが幸い
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梅咲くも 我の心は 春遠く 風が奏でる 追憶の詩
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海風にかぶいて強き松林 友の便りよいづれ届かむ /「松風」
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「ゆっくり」の語源は何か?そんなこと無縁なふたり3分でいい/逢えるヨロコビ
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ドア開けるなんだかキミの目も赤い何も言わずに飛び込んでゆく/三月二日
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かぐや姫イルカも唄うなごり雪降るか降らぬか予報は半々
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お綺麗な言い回しではかたれない これがわたしの事実じんせいだから
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部屋着かお洒落着か部屋着かお洒落着か決めてないままキミの足音/コツコツ
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とこしえに憧れるもの信じてたいつかの私春がまた来る
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いつからか心の振れ幅受け止められず 増える積ん読 錆びつく鍵の掛かった鉱脈
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裸より恥ずかしい素っぴんがレア?ファンデーションがついたらやだし/悩
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おかしいなキミに逢うのが楽しみで寝られなくってかわいくないの/目が充血ぅ
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雨の坂 登りて大浦天主堂 聖母の眼差し慈愛に満ちて /長崎
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気を遣い言葉を濁す甲斐もなく しつこく絡む「あなたが嫌い」
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苦手だった はずのマックの ハンバーガー 好きになろうと する僕がいた
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二歳児と本気の喧嘩反省しママはお先におやすみなさい
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経験値 アデノインフルRS 増やして君は強くなってく
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ママきらい 仕事疲れにとどめさす 君の言葉は時に毒薬
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わが街昼間の賑わい蜃気楼のように夜は静まり返る
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ボタンかけ 小さな指で何度でも かけてははずしかけてははずす
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家建てて ローン終わるが 家傷み 我も傷みし 妻は永遠へと…
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炊きたての麦入りごはんに生玉子 永谷園のお吸い物添え
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米2麦1で炊いたなら 爆食の罪少し和らぐ(ひさかた乃さんへ)
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待つほどに寄せては返る春隣はるとなり 波間の冬ぞ厳しからざらむ
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開通の喜びに湧くトンネルは走り抜ければ真っ青な海
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冷たさに慣れた心を置いていくように色づく街を見ていた
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花々を 育てるうちに 花壇には 人が集まり 絆も育つ
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生きるためと言う割に何故屍のような目をして働いてるの?
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