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入り浸る飲み屋の影にいる子猫そっと抱き上げ毛づくろいする
10
筆箱の消しゴムの先丸くなり受験の日々もあと一息か
7
<うんこして バタンと閉める 便座> 呂布
業
(
カルマ
)
が踏む韻
業
(
わざ
)
か
戯
(
ふざけ
)
か
4
一冬を越せば木蓮花開くそれまでの日々雪を踏みしめ
13
正しさは何と聞く友バーボンの小瓶をショットグラスに注ぐ
8
引き篭もり?
悲喜交々
(
ひきこもごも
)
は あろうけど 引き摺りすぎるな 引かぬ波なし
9
信じても信じなくてもこの恋は今生の下うたかたの夢
9
氷雨降る 雲の隙間の水色は 空か雲かと思い巡らす
17
曾孫の動画を見れば婆様は目を細め しばしパソコンに食い入る
12
陽光に透ける紅葉の欄間かな冴える空気の季節の彫り師
22
「付き合って」 言ったけどゴメン やっぱ無理!
本気
(
マジ
)
にすんなよ 罰ゲームなの(笑)
3
もったいない
温
(
ぬく
)
いシャワーが止められない「肌は直接温めないと」か・・
10
あさのひかり それは希望のひかりなる 昨日濡らした マフラー干そう
16
アップルパイ 日付は2日前だけど 特に気にせぬ ねこ母O型
16
ちま猫ちゃん あさからうろうろ うろうろす きょーは おびょいん? いやな
よかん
(
予感
)
が
14
生きる意味 考えすぎると 辛くなる 思考は無意味と 分かっているのに
9
ティータイム不意打ち愛の告白にかっぱえびせん運ぶ手止まる
14
初デート ママに内緒でいくからね ブタ公園で君を待つ僕
14
空腹に耐えかね君の腕かじる あとは足しか残ってないや
5
瞳(め)の中の 黒子は数に 入れないの 気にしてないよ 俺の魅力だ
5
雨後の駅 見ゆ細き月 改札へ向かふ人らの背を 見守りて
27
美容院 予約できんかった しゃあないわ 大掃除は いつからやろか
4
夕暮れの茜の色の残照に孤高に光る冬の三日月
38
小春日の庭に五色のザル菊の薫りに迷い帰り蜂舞う
25
朋輩よ虚無に陥ることなかれ 妻亡くしても
汝
(
な
)
はなお生きる
21
月並な悔やみ言葉を送っても 妻を亡くした友は応えず
25
階段を昇る二階の床面の虫の死骸を吹いて飛ばして/目の前
18
小春日の温もりは母を 木枯しの厳しさは父を想ふ初冬
24
出るたびに見上ぐ柿の木実の多さ今更捥げど全部生ゴミ/熊
17
旅戻り早速干しいも作業する無事に感謝し日常始むる
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