誤操作で出たブラウザのタブのよう 虚ろな生命も消せるといいな
5
婚姻を誓う2人よ記念樹の桜神父といつでも会おう
16
Windows7とふラベルかすれしパソコンもLMDE7なら普段遣ひに
7
鶯を羽織る野山の淡色は透きとおるのあざやかな生地
10
移ろいの四季の描写に飽きは無く自転車辞めぬ理由の一つ
25
地上波で野球中継数ありて昭和の世でも稀有な事かも
6
花前線 桜前線 恋前線 開花の時は 待つ恋に似て
29
自転車を始めた頃の道行くが抜きに抜かれて今も初心者
17
近距離に在りしが触れず紅白の無数の桃の花よ悲しき
22
急停車して動かない電車から広場のフォークダンスを見ていた
11
花曇りの散歩は夫婦ふたりのんびりと色とりどりの野花愛でつつ
27
抽斗を開いて隅まで眺めつつ自分が存在いたことの余韻を残す
7
「猫飼いたい」猫アレルギーの先輩の、スマホの待受、AIの猫。
3
もう何が起きても良いよ人生は私を排斥しに来てるから
3
桜並木を背景に ランドセル背負ゐせをいし子 カメラ見て含羞はにか
27
散るために 生まれてきたんじゃ ないけれど どうせ散るなら 春風にのって
5
俺の前で俺よりバズるな俺はまだバズってないぞふざけるなよな
3
何しても何も意味ない何故ならば 3秒後には死にたがってる
3
琴瑟きんしつの希求すように呼びかわす 場違いな我、小さき金魚
6
満開の桜の宵は仄冷えて桜の珈琲おとすひとあり
15
俺だけが 知らなかった 治一郎 有名じゃんか 息子も知らんな
3
5分間休憩中にコーラ飲む自転車旅の唯一の甘え
16
模様替え したくなる春 『春』の字は 『新』に見えたり さあ、スタートだ
15
あの頃を妻と重ねる桜かな 腹ばいに駄々こねる子のいて
12
企画書を企画書らしく作る午後、春が来そうで来なくって、来た
8
いにしえから 川辺りに立ちぬ桜の樹 老木なれど ひたむきに花咲かす
23
窓開けて爽やかな風浴びた後シャワーで流せぬ轟音浴びる
5
恋人を実家のイヌの名で呼んでナナって誰と修羅場になった
5
山かすみ何かが飛んでる気配するケミカルな太陽は柔らか
24
整頓の手を止め 近場にて花見 よどみぬ心をほぐす桜
28