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後ろ髪引かるる思いで仕事行く 父を見送る玄関の君
9
十一時アイスクリームの哲学はブルーライトの叡智に宿る
11
お父さんの帰宅待ちわび寝落ちした ソファの上の君が愛しき
10
除雪車に高々積まれし名残りらしひと
塊
(
くれ
)
の雪忘れられてる
22
連休に義実家行くのがつらいとか聞かされたとて何もわからん/知人の愚痴
9
思い出が寂しい夜は短歌 を楽しみ楽しみてモクモク生きる
12
酒タバコ女のロックを破壊してネオクリーンな音掻き鳴らせよ
4
趣味じゃなきゃ続かないのに依存して これが己だと思い込むなかれ
7
ハードコアテクノみたいな言の葉を摘みたい 無理かも ブチ上がるだけだ
5
チクタクを無視してしまう癖がある秒針だけはときどき睨む
5
君の影ひとつぶんの空白を 対面のここから妬ましくみている
5
凍てついた空気で満ちて変わらない二番線 コンコース ゆらゆら
6
ええとそので忘れてる季語を誤魔化すこの夜はまだ寒し
6
窓開けただけで冷たいてのひらを頬にあてても 君は三度寝
6
泣いていたあの初雪の日のことも上書きせよと舞い散る綿毛
10
丁寧に淹れていまいち安い豆雑に淹れると結構うまい
8
一斉に飛び立つ蝶を見送ったのは何番目の僕の記憶?
5
メンバーに愚痴を言いたくなるけれど愚痴は弱音と思われるだけ
12
レジェロ きみの楽譜に残されたさいごの願いまで軽やかで
4
私今テンション高め何故ならば「冨永愛に似てる」と言われ
22
今はまだ 山の中腹 辺りかと 柔き顔した 師を見て思ふ
26
暑過ぎず寒過ぎぬ日の心地良き 短きものと思えばなおさら
26
このバスに乗っている客は皆が皆三島由紀夫を黙読している
7
カーテンの向こうで虫の声だけがアスファルトを濡らしている
5
バーベキュー義父とふたりで昼寝する妻子の声はとほくに聞こえ
8
真夜中に食べてもバレぬもの漁り結晶化したハチミツを食ふ
8
ねこたちは かんづめうまうま かおあらう あしたはあめかね それもあるけど
20
母の日のギフト早めに贈る
吾
(
われ
)
早すぎて義母はあやうく旅行日(帰宅の日だった、セーフ😅)
12
春中の カヌレを齧る 沿線は ピアノと涙と 4月のかをり
4
葉は茂り 河津桜の 実は
生
(
な
)
りて 卯月の風の 揺るる葉の音
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