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道ゆくに見れば雪風風立てば立ちゆくものをしばし舞い居る
6
生きること 喜びあえる山めざす 道の左右に 駒草咲いて
42
子供等は雪を望んで大人等は雨を願って明日を待つかな
30
お砂場でただただ穴を掘る人の 明日の予定は仕事と歯医者
13
この星を 巡って帰って 来たんだね 去年の君を 想わせる風/r
13
人生に無駄なことなどないのですピンチ乗り切る即興短歌
23
泡沫や 書を捨てたれど町に出ず ネットにあそぶ老爺となりぬ
20
待ち受けの 壁紙変更 決めかねる どれも愛らし 孫たちのスナップ
11
こんな
時季
(
とき
)
「しやっこい水ではかわいそう」日向で温め鉢に移す妣
31
五つの輪 世界の悪を砕きたれ 我の弱さを 砕きたれ
8
生活の生産者たれ我が子らよ 老いゆく我らは畑
(
はた
)
を眠らす
14
辛党の 夫に選びし洋酒チョコ 今は懐かし 甘き思い出
16
はつ雪のふりだしさうな空色の子の上靴の粘土をあらふ
14
「ヤー」「トォー」と日本剣道形おしへ倉庫に友が訪ねくる暮れ
9
フェイクありエログロもありひかりありプラットフォーム資本主義の世
12
ねこたちや ことしはだんごに ならぬのか あしたさむいよ ひとつどうですか
19
付け焼きば理念と宗教混じりあひ右も左もまん中もなく
13
疲れたら 誰かに頼ってしまいましょ ロイヤルミルクティーの芳香
23
望まずも訪れる事捨て置きて空に抱かれうたた寝をする
15
高市の大まくしなり雪原を青く染め上げこの國のさき
13
公園に集いし鳥は名演で貧指揮者は幸わい鳴りと
9
Y
a
h
o
o
では五十
%
の予報なる九時現在の雪まだ降らず
14
何も無い私の頭何も無い心も無論何ひとつ無い
8
バカなのかリズムのせいか名前出ず「劇団ひとり」じゃないほうの人
16
母さんが千の風になってたら怒るだろうか鍋を磨けと
29
如月の曇り空には小雪舞ひ スノーシューズで足を固める
25
孫娘 父ちゃんのため夕餉作る一人キッチン 成長に目尻さげ
10
ビッグエア 空飛ぶスピン6回転 画面で観る我 目が眩むほど
8
「
寒みいから ひゃっけぇ水は 掛けねぇよ
(
寒いから 冷たい水は 掛けないよ
)
」母がつぶやき 墓石乾拭き /父月命日
43
雪予報 被る害など 裏腹に なおも踊りて 童心の残滓
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