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厚物にコインランドリー一時間 喫茶店にて一人雑誌と
27
一夜寝て拙歌改作思いつき手を加えるかただ悶々と
15
夏日でも五月の夜はひんやりと君を思ひて上着を羽織る
18
いつだれがのぼるのかって思ってた塔に今のぼりきみに手を振る
9
お互いに 二十違えば 異星人 何処にでもある 理解不能は
14
もうすでに居ることだけでありがたいすべての光を持っている人
27
現実と重なる歌詞と情景にざわつく心まぼろしをみる
9
学校の 家庭訪問時 先生が 目印とした オリーブの木健在
16
母さんの
襁褓
(
おしめ
)
の始末終わる頃猫飯くれと朝に集合
18
春雷の去りし退勤時のバス停 雫光りぬサツキとベンチ
27
投稿は小さな出版かも知れぬ 三十一文字ごとの小説
18
肉塊を気合で締める試着室やはり無理ねとため息が出る
15
雲の
路
(
みち
)
越
(
こ
)
ゆく若鳶幸あれと遠く見送る春の夕空
11
クールビズ 去年のズボンが ギリ履けた しゃがむのちょっと 気をつけないと
8
○◎●
(
勝(金星)不戦敗
)
横綱大関 奮起せよ 小兵支える 五月場所
13
こんなにも死んだ親父に似てきたか…カラオケ動画の
吾亦紅
(
我もこう
)
なる
23
羽
(
は
)
をやすめ鳶の微睡み
愛
(
め
)
づる間にこころに増せる思ひ出の影
7
構内の雑踏の中 足速め澄まして歩く 慣れた振りして
23
指触るる戻れぬ夏のあることを花火見あげる横顔に知る
30
庭に咲く八重のどくだみ滴あり雷雨の後の夕陽に映える
25
門灯に柔らかな光 灯る頃 白さ際立つヤマボウシの花
26
桃色の
花弁
(
かべん
)
優しき 夕化粧 誰に見せむと 紅つけて
29
築50 屋根にせまれし 木もあれど 主は絶えて 久しくなりぬ
19
夢浮かべ童の瞳に
水馬
(
あめんぼ
)
の輪の揺れ消ゆるセピアの初夏よ
34
昨夕の土砂降り語る水溜まり 植へたばかりの苗が気になり
37
歳経ても ゴルフの誘ひ受けし夜は 心躍りて遠足前夜
27
あなたさえ あなたらしく いられたら
地球
(
ここ
)
じゃなくても きっとしあわせ
5
子どもらが 寝室に来て 起きてよと 今日はお休み… わかったわかった
6
スムーズに 起きられないの わかるけど 長いスヌーズ スヌーズクリミナル
2
一度だけ恋されたいよ 特別なあなたの恋をおねだりしたい
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