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ジンギスカン野菜を敷いて肉のせる これが正しい焼き方と聞く(疑問)
13
タバコ税愛煙家だけ搾取され 言えぬ文句をけむりに流し
18
誰よりも優しい貴方が報われる世界でどうかありますように
11
荒波を掻き分けた夜の縦文字は他人のあなたに見せた足跡
8
夏の夜は いとど短き ものなりて 寝過ぐしつるかと 肝消す朝
7
一点の 光ありせば 見通せり 闇深くして 強き灯となり
13
長男の 長男による そのための 遺産相続 手付かず空き家
14
それとなく なにかあった?と きいてみる なんとかするわ なにかあったな
3
エアコンを 付けても虚し 家屋でも 命終えたし マイホームなり
12
棕櫚箒
(
しゅろほうき
)
きっと死ぬまで
保
(
も
)
つだろう都度の手入れは亀の子束子
34
報道を 控えし頃に 真相が 罪の在処を 形づけたり
8
掃除機を使わなくなり思案する置き場、下取り、要り様な時
26
種をまき 水をあげたら 芽が出るの 楽しみすぎて 毎日眺め
14
通院も 休養さえも
憚
(
はばか
)
れる 時間もなくて お金もなくて
12
耳たぶをあちちとつまむ可愛さを持ってないので出せませんから
23
山影の包む川里月仰ぐ鮎は釣れねど夕日は消えず
27
大地震 日本全体 何時も 国難隠すは 一極政治
10
「また来ましょ」指切りしたるラウンジのこれが最後と知らぬ二人は
13
冷ややかな
端末
(
スマホ
)
に触れる指先が甘く淋しく赦される夜
22
我先と
強請
(
ねだ
)
る我が仔の大口にぬいの
綿
(
はらわた
)
つめてやる鳶
6
耳痛い言葉をひろい集めつつ画面のなかの雨をながめる
20
夫
(
つま
)
と 子と友に恵まれ なお胸に風の吹く夜ありて浅まし
24
本を買い
神
(
カミさん
)
の怒り買う バベルの塔 築く 積読中毒患者
5
君の文また読み返しごめんねのメールで始む恋の川かな
21
アルプスの丘の草食む羊らと石小屋までを犬が寄り添ふ
24
街の灯へはしゃぐ女の意を知りて縁切る丘は恋慕無き過去
17
追い風に自転車押され低空の鳩を追いかけ飛んでる気分
22
鮎釣りの恩師は既に90歳なれど姿勢が良くて凛々しき
20
豚しゃぶに胡瓜とレタス葱トマト冷やしぶっかけそうめんランチ
20
沢庵の薄さに合わせ帳尻を合わせて食べるおにぎり弁当
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