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白煙が空へ解けゆく機関車の汽笛は遠き湖上駅かな
19
進化する過程で集う細胞が生きては繁る神秘の僕ら
19
壁一面ポストカードで埋めてみて 青が好きだと初めて気付いた
4
◐◑◐◑◐ 「YES」 か「 NO」 一択で すき間の中に 居場所見つけ
10
点検のカーディーラーで拍子抜けナフサ不足のナの字も出ずで
7
整形をし続けずっと終わらない人はサグラダファミリアみたい
4
200
円だった誕生日に父がくれた馬券の配当額は
4
川沿いに隠れるように落ちていた恋の欠片は夕暮れの色
11
姫宮は 笑みをたたえて
幾年の
(
いくとせ
)
継がれし舞の 青海波みゆ
19
よい時雨 駅トイレ待つ若者と 見るともなしに 肩のふれつつ
14
ヘビいちご探して歩く原っぱの思い出ずっと忘れていたね
9
顔写真晒してやったわわたしの彼
奪
(
と
)
った女の整形前の
9
素敵だわこのラブホテルここだったら主人と来ても楽しめそうね
9
悩みごと 長く煮詰めて できたもの 時間をかけたからこその味
9
浴室の貴重な時間の落ち着かず
見廻
(
みめぐり
)
りなぺてナフサ由来で
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「ヘッ
?
」だとか 「ハァ
?!
」の顔した 若者に 半ドンバブル期 語り継ぐ人
9
新緑の 風に移ろい 春征けば 君をもい出す いつかの真夏
11
学生の就職先を自慢するあの教授たしかマル経だっけ
8
仕事終え 趣味に打ち込む その瞳 幼稚園児の ようにチェンジ
4
堂々と 彼の首筋
唇
(
くち
)
寄せる 雌をはたきて 鮮血の星
3
鍵穴を知らないこどもの目にかざすカードキーから磁気が逃げ出す
4
西窓にパステルカラー広がりて いと柔らかき初夏の夕暮れ
28
低空の飛行機の腹に手を伸ばし くすぐりたくなる皐月晴れの日に
24
同じ推し 三十一文字に 散りばめた 「メロディー」見つけ こぼれる笑顔
21
ゴールデンウィークの人混み 去った後 残りし街の シルバーウィーク
4
できるだけ話聴くだけうんうんとそんなふたりの今ものがたり
13
地を叩く夕刻の雨 傘持たぬ
孫
(
こ
)
が気にかかり空を見上げり
27
からからと鳴く折もからそろそろとそぞろからすの友は来にけん
5
仕事疲れを癒す微睡み 呼び醒ます 目的駅を告ぐアナウンス
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最高よ!セレブ生活自慢してた同窓生の旦那の破産
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