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コルティナに 聖火灯りて始まりぬ 氷雪溶かす熱き闘い
13
「おばさん」は 終わりの
合図
(
サイン
)
じゃないのよね未来を走る コースの呼び名
28
古希なのに若い伸びしろしかなくて「余命五十年」が口癖
25
失くしゆく 父の背なかに 陽が落ちて すべてが愛しき 冬のひととき
27
幼かった私に贈る指定席「大丈夫」という切符握らせ
32
孤高なるお花畑の駒草に寄せる思いの
政
(
まつりごと
)
あれ
26
調べずにIKEAの棚を買うように今度会ったら結婚しよう
9
雪道の三本の轍にすれ違ふバスの運転手らの思ひやり見る
12
玉蹴りを 本気で楽しむ 大人達 この夢の舞台 百年後にも
10
肉球を押し当て マッサージをす如 母想ひ 布団を踏みぬ猫
24
自覚しなければ日本の岐路なのに低調過ぎる政策論争
23
働かぬ圧倒された自制心ずっと待っても花は咲かない
15
T
v
e
r
と
U
t
a
k
a
t
a
にゆるむ ほぼほぼのひがな一日 残りのわずか
18
優雅舞ふシラサギ冬田に降りたれば鶴と
見紛
(
みまご
)
ふ美し一こま
38
花街のおもかげ残す軒先に置く草花のなにがなにやら
9
山笑ふ 光の中に白梅の 芽吹き膨らみ春を待ちをり
24
君の目の光が消えるその前に僕ならずっとここにいるから
15
手のひらに まっすぐ伸びる 感情線 君への想い ぐるぐるまわる
7
時計から四日も逃げて端の席 眠った体が振り子になった
5
玄関の扉の向こう 鳴き声響く 君待つ我が家 帰るしあわせ
12
蹲
(
うずくま
)
り風の唸りに
苛
(
さいな
)
まれ 哭いた
夜
(
よ
)
ですら
明日
(
あす
)
は待たない
13
くちずさむ ♪またきてくれて ありがとう ファミリーマートの 入店の音
5
泣きたくてでも泣けなくて困ってる私を誰か蹴ってください
6
雪道でブレーキを踏むその先に立ってて欲しいあなたがいます
6
チューハイにストローを挿し飲んでみる メンヘラだった元カノの真似
5
五万首よ乱れぬ髪でも十万本「五万円札」作ってほしいわ (与謝野晶子はエネルギッシュ)
12
さぁ寝るか「ギギーグガガー」線路から どんな悪夢になりますことか
12
短歌とは何でも作れる玉鋼ハートの矢から宇宙船まで
16
映えなくて 画質粗くて静止画で いいね押す
君
(
きみ
)
感性を撫でる
5
死ぬという 人に流るる時はなし されども最期の路とならむ
8
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