険しきを生き抜く鳶に我ならば雲をしのぎてかけりなましを
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感動と正反対なことたちが何て沢山あったのでしょう
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歌ひしは魂が声聴くがため心叩けば琴線奏ず
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椋鳥が蜥蜴を咥え誇らしげ遠い祖先は恐竜なれば
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廊下にて楽しげに群るる背中らに バックモニター付けてやりたい
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疎開先 文字を綴れぬ 幼きの はがきに記す 小さなばってん 「字のないはがき」
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蝉時雨 徒然おもう 水飛沫 我が子が知るは 納戸のひや風
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子供らの視線と埃が交差する暗幕のなかあの子のとなり
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工事中 近道ふさぐ看板に見慣れぬ路地でみたらし三本
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「隠れ身の術!」と大きな傘に隠れた息子。梅雨の始まりと幸せ。
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お別れのカレーを作る台所涙流して玉ねぎ刻む
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初夏来たり 様変はりをし 南天は 白きさきつぼみを着けをり
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瓶ジャムの 底をさらった ゴムべらは 驕らずもとの 水切りかごへ
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庭に咲く 花名を聞かれ 我家前 お散歩コースに なっていると知り
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歳月は魔法となりて皺を消しふたりは今や推しつ推されつ
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しょっきだなの うえから ねこがみおろして ようじはなあに ながれるおみず
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日常をこなしただけで日が暮れて保留案件今日も手つかず
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施しはするも忘れて構いなし受けた施し忘れるなかれ
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飛べないと飛ばないの差を知った日にひろがる空の飛びたい青さ
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緑葉は乙女の黒髪の如く艶々として麗しくあり
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桜散る狭間逆風構わず飛ぶ雀 それだけ
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感情の執着悲喜は問わずしてやめて人になりたい不思議
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わけはある叫び出したくなる訳は きみとぼくとをつなぐ泡沫
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乗っかって乗っかってきて危機煽り我が町からはゴミ袋消え
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日々重さ増してく神輿担がされ値上げの値上げの値上げの値上げ
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重くなる神輿をみなで担ぐ日々転嫁できないとこから潰れ
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「始めの一歩」踏み出す前に できぬ理由わけ並べて躊躇 足踏みのまま
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猫の砂くっついてくる撒いてゆくなぜにカリカリいたるところに?
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五月晴れ 時間愛おし 目、耳、心 満開にして 今日を過ごさん
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老害を自覚しているエピソードまだ言わないぞ古希の青春
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