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つくられた寒暖差とも生死賭け闘う日々が来ると思わず
13
永眠を致しましたと通知する者すらおらず風と化してる
18
思い切る言い訳にする「春なので」あなたを振ってケーキを食べる
21
二人して癌友だねと笑いつつ友に伝える想いあふれる
30
春近し ワラビぜんまい フキノトウ 土をかき分け 出ておいでー
9
張り詰めた背をさするだけガンバレもだいじょうぶよも言えないでただ
33
生命
(
いのち
)
とは熱きものにてたらちねの母子はわれを父親にせし
20
腹裂きて産まれ出づ子を抱かされる「これが
生命
(
いのち
)
」としる雪の朝
20
今の君 がんばらなくて いいんだよ こころをちょっと 座らせてあげて
11
好きな子が卵を産んだ 人間はこれをかち割り調理して食べる
6
引く手なく 早く歩けど 宛もなく 心はどこにも 行きたがらない
7
「幸せが逃げるよ」君の口癖に 私は溜息 見せすぎたのか
11
けだるげな雲の下では雨粒が地面に触れて跳ね回る音
6
フルーツの付かないトマトに稀にある「まるでフルーツ」当たりのトマト
23
君からの ぽろぽろアポロ 君からの ぽろぽろアポロ 「
7
日空いてる?」
5
占いで探す日付はふたつだけ 私が変えるきみの運命
6
冴ゆる朝 けふも園バス 送迎す 幼き希望の光を乗せて
33
よどみない圧倒的な語彙力で会話してくるギフテッドの彼
25
体操のお兄さんの如キッチリとラジオ体操する
ASD
(
アスペ
)
の彼
25
カン!カン!と小気味良い音響かせてラリーは続くデイケア卓球
31
退職の日は近づきて 吾の中に 被害者という 鬼が目を出す
29
後厄の 廿六をば 終りては 惡祓はれて 平穩の代ぞ
8
ハードルを上げたり下げたり外したり たまにはぐるりと囲って昼寝
23
両脇に そびえる雪山 細き道 杖つき歩く 丸い背遠き春
14
男は、と もう一方からは 女は、と 主語がでかいのよ 人類は
6
戸口へと貼った事など無いけれど「立春大吉」なんか好きだな/鬼除けとか
25
ハクモクレン 寒さの先に 春を待つ つぼみ美し 花はまだ先
31
おかあちゃん ぽんぽんいたいの だいじょうぶ あっためたげる ちょっとはましかニャ
24
国道を制限速度で走っても見えないルールが煽る人生
13
くしゃみして 不意に漏れちゃう季節だし 吸水ポリマー必須なんです
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