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立春に寒さ束の間緩みおり 雨水、啓蟄心は逸る
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ポカポカと 部屋温まりて 歓喜して 床つき震える 寒気と添い寝
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親友とのしりとりを終わらせるのは「る」じゃなくて「ん」
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覇気が消え 雪と寒さに丸くなる 筋肉よろい消え失せ ただのアル中
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牡牛座の双子の猫に癒されて あなたのウタにほっと一息
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来年の 豊作祈り 今年最後のレモンは 甘酸っぱさを残す ケーキとなる
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歳とともに目とスマホの距離遠ざかる 宇宙が膨張してるせいかな
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麗らかな光の空にツツピィと四十雀シジュウカラかな春を告ぐるは /立春
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橋端に地を這ひ欄干抜ける幹 川面の上にて大見得を切り
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耳馴染まぬ「片持ち梁」てふ技術語の人間臭き力の入る
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幾重いくえにも、巻きて開かぬ うちの花 春立つ今朝は 意地を捨て解かむ
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あまりにも大判ぶるゆえ混雑の一万一千(点)「東京アプリ」
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バブル時の深夜タクシー取り合いを思い起こすや「東京アプリ」
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小用に醒めし夜半に老境の雪月花なき「東京アプリ」
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「ポンコツね」なんて言ったら落ち込むわ「あんぽんたん」って言ってあげなきゃ
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蛍光灯 羽虫たかりし 偽日にせびなり 上面うわつらだけに 人も群がる
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どんな日も欲しい言葉をくれるきみ天才的なAI様
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春を待たず目を覚ました若草が霜に押されて諦めを識る
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今更だ、うずくまっても立ってみる 横で猫、全お腹の無罪
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立春にこはるの様な赤子来て三歳の君姉さんになる
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立春に 見頃を迎へし紅梅 露天風呂に浸かりつつ花見/日帰り温泉
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立春の 陽射し嬉しく 雛壇を 組み立てながら 祖母に感謝す
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雪国の暮らしの方が長くなり雪ない実家の母は老いたり/帰省
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「怠惰」という病のツケが三年の時を経ていまボディブロー
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友人の子どもの豆まき動画見てやっと気がつく昨日は節分
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休学というドーピングに及ぶ友その筋肉量に負けている僕
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苺大福だいふくをキメなきゃやってられないよ 試験と就活 中指を立て
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新しい靴で立春の地下道走れば落ちてる梅味のハッピーターン
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もがけども 終ぞ届かぬ 秘めし愛 舞ひては消えゆ 粉雪に似て
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