Utakata
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幻肢痛 中途半端に片付けた部屋にかつてのギターの在り処
16
朝の月 夜勤明けだねお疲れさん 私は出勤これから仕事
23
両の手で顔を覆って意識下の昏き
小路
(
こみち
)
を辿らんとする
11
親という げに忙しき 生き物は サンタを帰らせ 鬼招き入れる
13
慣れてゆく忘れてゆくよ空蝉を生きてゐるから生きてゆくから
16
死の床をおもひうかべて(まだなにもわかつていないじやないか)と叫ぶ
11
冬季五輪まへに割り込む総選挙推し活たちに押されて滑り
11
鬼は外 豆まき払って おきながら 聞かぬ我が子に 「鬼来てもらう」と
14
かけ足で選挙制度を子に教へ投票先を濁して終へる
18
カッタタタ大樹を叩くコゲラ来て静寂の底に立春の音
40
新しい メガネをかけて 出かけた日 気付いてくれる 友の一声
21
Utakataに 寄せたる短歌 100数え 折々の想い 此処に残れリ
16
豆撒きの 外まで響く「鬼は外」 夜の静寂に凍て空眺む
28
月一度四季にて色変ふ山走り村里に湧く清水汲み来し
40
つゆのまか 鏡のなかのわが髪の 白に褪せたるテセウスの船
18
「ローゼ橋」「ランガー橋」など口にする 天草五橋 記憶のかけら
20
M
D
の消えた世界で僕は今子供のお下がりを着て眠る
14
「春を売る」 意味を知らずに いれたなら なんと素敵な情景だろうか
7
柔らかな 豆電球の太陽と ザラメの星を 孤独と呼ぶのだ
7
ぬりえはね わりと得意よ あと
5
分 四分の一 当たりゃ御の字
5
忘年会 はしゃぐ大人と 待つ信号 ゲロ避ける帰路 手には単語帳
9
そしてまた この島の あちらこちらで 恋人たちの うたが聞こえる
5
オクテット則その過不足を考えて昼過ぎのカフェ •レストラン
5
手巻き寿司 頬張る視線は南南東 握るその手に祈りを込めて
7
このまんまひとつになれると勘違うほどのいのちの近さが愛か?
6
でん六に赤塚不二夫の鬼の面定番だった私の昭和
41
解答が済んだら丸めて食べること苦い味なら不合格です (①・それぞれ
個室で
(
・・・
)
テスト中)
13
恵方巻 向く方角の パターンは 四種類 意外と少な
5
天球の幕の裏には光ありそんな月です今宵の月は
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熱は出ずスーとする飴舐めている仕事イライラすぐ噛み潰す/くしゃみその後
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