高台より眼下広がる梅花の海「いなべ梅林」風香り立つ
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真夜中の話し相手はネガティブで鬱陶しいし今日はもう寝よ
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手の中の白い太陽輝いて、こわい夜なんて溶かして消してよ
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ミニ詩画集 持って帰ろかどうしよか ねこに踏まれる運命だろうか>きたのじゅんこさん詩画集「愛」
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若いのに・・夢も希望もない命。「若いから・・大丈夫」ってなに?
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大好きな柑橘類は「はるか」といふ 飾らぬ顔の香の奥深し
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わがコロナ母のところへお引っ越し 抗体もって看病開始
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絶妙にティッシュ一枚残すなら姉よ箱開け替えてくれよし
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何色に でも染まれたの 今はもう 何を足しても 真っ黒なのよ
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あなたから教えられしこと余多あり 細胞レベルの記憶だけれど
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お休みはどこか行こうと思ってた 予定はすべてこたつの中へ/(寒い)
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死にたいの?死にたくないの?生きたいの?生きたくないの?(消えたくなるの)
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寂しさを認められずにひとりきり闘っていた僕はバカだね
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『遺伝子が語る免疫学夜話』を読み返す。われ爺医の目から鱗がぽろり
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君想い 幾度も想い 君想い 想い疲れて夢の中へと
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待っていた帰りの遅い妻子らを出汁は鍋からうどんに代わり
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透明な体をさらしあってても心の奥は見せない海月くらげ
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今日のこと全て許してくれそうな橙色の夕焼けに泣く
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休めない!あの女性ひと今夜も夜勤だわ看護・介護の給料上げて!
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寒いから あれをつけたと 告げる母 カタカナ苦手か あれはエアコン
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かなしみは氷砂糖のかたちして夜更けの紅茶に溶け出していく
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なんとなく 君も今頃 ふんわりと 想っていると 感じているよ
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言った言わない 犬も食わない 口ゲンカ あなたがいないと ケンカもできない
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寒い日に 歩道を歩く 人はみな 高校生の 男と私
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疲れれば ほんの一瞬 立ち止まり またも踏み出す 人生みたい
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この道も いずれどの道 繋がりて 行く先に着く 人生みたい
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最近は 散歩と呼べる レベルから 徘徊してる 模様を呈す
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この道を 行けば一番 近いけど 体力作り 冒険気分
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キツイとき嫌な話はしたくない  現実だけでお腹いっぱい
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綿半に 迷いてそっと 店員に 便所の場所を 尋ねる気合い
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