「鶴光」と 「大島渚」 おれの師匠 人間などは でも愛おしき  
10
時間さえ あれば絶対 できるはず 言ってるうちは できない私
10
母のこと看取る私がいるけれど私を看取る誰かは居ない
39
最果ての 人の営み 探る人 おれに下さい あなたの世界
11
月隠れ お月見できず でもわかる 見えないけれど そこにある光
16
仕事先試飲と称して飲む酒は日も高くあり背徳感と
13
あいつらが迎えたハッピーエンドには夢で終われと風船を割る
5
宙の音 窓を通して 震えてる 吾の心は 宇宙の叫び
12
丘の上 膝つくキミに届いてよ 私の歌声 音速を超え
6
辛くても倍速できないこの世界は動画と違って味わい深い
11
いつの日か月へ行こうねおつまみの地球のうつる酒を飲もうね
10
確(しっか)りと 総理殿言う しっかりと 危うきことと 捉えて備え(早苗 ( さなえ ))
12
カンテサンス、ロオジエよりも君と2人で食うセブンのお握りがいい
6
ネットには 善し悪し決める 基準なく 手を打たざれば わが身危うし
12
あきがくる 君が住んでたゲームとか落ち葉のごとく掃いたら死んだ
4
降る月の光しだにも弱ければ古(ふ)るる身に添ふ陰やは隠るる
4
おれのうた、「ワクワクする」ときみが言う この世に魔法があるということ
8
告白の答えの代わりに爪痕が増えてゆくだけのロッカールーム
5
そういえば 今日は十五夜 忘れてた いつもと変わらぬ 月を見上げて
12
面の皮どころではない骨組みを整形したい骨格ウェーブ
7
彼岸花 道に咲く頃 枝葉枯れ 取り残された 暑さだけが
6
夜歩く 昼と違って 誘惑が 昔だったら 梯子上がった
5
血に染まる土手美しや古戦場 未練吸い上げ曼珠沙華咲く
18
今宵の月 時経(た)つごとに 薄れゆき 雲に潜みて『無月(むげつ)』となりぬ
18
実家(うち)目指し歩けど辿り着かぬ夢 目覚める朝はいつも寂しい
30
楽しみに してたのにって 女の子 なぜか部長と 落語を見てる
5
新しき命包めるももいろに猫も添ひたるミルクの匂ひ/猫日和さん、おめでとうございます。
20
西陽受け 浮き出る指紋 営みや
6
半袖に 滑り込む風 秋来たる
6
おはぎ食べ 笑いおこれば 舞う粉や
8