横棒を いくつ足しても 同じこと 別れを決める あみだくじを引く
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五月晴れ燦々と降る紫外線碧玉洗う我耳を焼く
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«ちゅ~る»をばむる我が猫 嬉しさうに ソフトクリーム嘗めをる如し
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別れたい キミが真顔で 言ったから 俺も真顔で いいよと言った
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ムスターファ村の船頭六十歳まだまだ若いこれからがある
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幸せをほのかに感じる時がある そのまま続けばここに幸あり
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故郷捨つ我の背を刺す母ののやさしき光りに永遠の傷あと
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毎日にエアロを漕ぎて体操す御褒美かしらん母の日の花
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連休の 明けし仕事のやるせなさ 十年ととせ経て今他人事なりて 
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かたわらに 君が居るただそれだけで 今日を生き抜く理由わけが見つかる /愛猫へ
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肌の色は移りにけりな悪戯にエー・アイやらが書き換えるので
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小豆にも蕎麦にも稲にも実があって そいつはきっと人にもあって
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枕木の上に死んでる人たちを寝かせて走る産業列車
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オレは裕次郎だ「北の旅人」だ「いい友達になりましょう」から
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文字どおり五風十雨をくりかへし気づけばすでに立夏をすぎぬ
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義体ではないしそんなに簡単に心を入れかえてなんてこと/無理
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わからずに ついつい将棋を 見てしまうのは この世が白黒 つかないからかも
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月光に彼の日の君を魅せられて 偲んだ記憶 路肩に転がす
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夜に溶け形をわすれ名を失くし運が良ければ朝には帰る
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すみません母の日私は不参加で お願いします、あ、来月も
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高々と 峰の連なり 天示す 氷へ登り 無となる心
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高速道 列車の架橋 古き家 漁船傾く セピアの運河
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自転車で登り下りを繰り返す苦が萌ゆ消えて夢中なる道
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消えかかる愛の記憶の一輪のブリキの花に自分を残す「第9地区」
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カラオケの床に散らばる若さたち 拾い燃やすは違う若さで
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彩りのスイートピーの蝶々が朝の歩道の人へほほ笑み
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思い出の花は忘れず夢を抱く人へたゆまぬ青春続く
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藤の花散れど引き継ぐ若葉萌え日傘となりて風の涼しや
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海風を吸い込む我れを50キロ先に描ける自転車の旅
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凪の海 母の微笑み 思い出し 心へ灯す桃色の花
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