揚げ茄子とビールにつづく吉乃川 鰻が焼ける待つ間ながれる
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口開けの老舗にひとり水槽の金魚くちあく前に座りぬ
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風鈴がちいさく揺れる路地裏の夕日まぶしく水曜なのに
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行きましょうシャワーを浴びて水をえて飛び魚となり呑みに行きます
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すれ違うラジオ体操行く子らと嗚呼このあたり諦めてない
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エアコンのいらぬ一瞬窓あけて橋を渡ればあかときの風
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人が死ぬ人が殺して人が死ぬ食うためではなく有利のために
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浮かれてる夏のこころに水を差す現実の雨地面を冷やす
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仕事メシ目に眩しきはシャリの白レンチン術が炊きたて化かす
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レビン買い彼女の好きな曲をかけまだ告げずいる遠い約束
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沿線の空き家覆いて枝垂れ咲く 空に妖しき凌霄花
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「暑いから」 なんでも使える言い訳に 『短歌脳』の休みをもらう
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休み前 両手にどっさり荷物下げ 汗ダク帰る 子らの背にエール!
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炎暑へと立ち向かふ如 向日葵の力強さに 励みぬ大暑
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我が妻の恥ずかしながら口癖は 「暑い」に載せる接頭二文字
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エフ分の1の微風の扇風機木漏れ日で笑む君思うかな
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白焼きの鰻に塩とレモン掛け冷酒をトクリ傾ぐ夜かな
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こめかみに流るる汗を拭いつも 目にし短歌に涼風の吹く
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千切りの胡瓜とレタスミニトマト輪切りを乗せた冷やしタンメン
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開閉のシートを付けどベランダの花へポタポタ汗が降る夏
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もしかしてあの人かしらいや違う言い聞かせは取る五度目のベル
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これふむと ピッていうのが おもちろい面白い ちま猫ちゃんの りもこん・あそび
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氷水さえも汗かく大暑の日 「暑中お見舞い 申し上げます」/ご自愛を
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いつの間にふしなりも似たる手に 昨夜の菜は亡母ははの好物
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バス後方てのひら振って見送りしあの涼しげな女性は実は、、/美美庵さま😄行って来ます
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熱中症予兆が有れば直ぐ伏せる予防の決め手事なき得たり
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遠ざかるバスに向かいて控えめにてのひら振って行ってらっしゃい/ひさかた乃さんへ
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アームカバー着けたきされど蒸し暑き 日焼け覚悟で腕さらすなり
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雨にさえ耐えしマスカラ炎暑にはあえなく落ちてパンダ目となる
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初夏はつなつの素知らぬ風のしおの沈黙に似て生死あるのみ
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