祭りなど してくれるなよ 独り身の 私があまりに 惨めじゃないか
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家造り 道路造って 排水路 「角栄」主義は 便秘体質
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今宵こよいまた 家事早々かじそうそうと 片付きて 映画を選ぶ しあわせの時
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祈りにはほんの少しの愛とかを混ぜて泥沼という沈黙
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関係に名前をつける日々なのに未来は少し遠くにあった
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日が長い それだけでなお 得した気分 二十四時間 二倍に感じて
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目標の摂取カロリー大幅にオーバーしちゃった、まっいいか
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いつかまたなんて言えたら明日が来ることを信じて眠れたようで
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コンビニの 前で小雨に 濡れている ビニール傘と カッパ着た犬
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短歌うた詠めば 猛暑酷暑の夏でさえ こころ愉しく過ごせるかしら
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遅咲きも花なればなお芳しき 俯けど華 初夏の日の差す
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吾というわかりやす〜い人間に深く読み解く歌など詠めぬ
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賽銭の音だけ響く境内で愛想無しの猫と目が会う
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結ばれし御籤に紛るる吉の字の加護は問はれず寒風に揺る
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敬語という不自由な服を着て息子WEB面接練習の午後
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月見れば隔つ距離無しエンジェルの抱擁優し夢幻刹那に
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冷えびえと雨ふる朝の歩道には桜の視線だけがたまって
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ああもしも紛失したらどうしよう… 常に不安でスマホを確認
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天候の急変予測怠ってノースリーブはまだ早かりし
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こすったら きわまるものも 写生せず 七十路は にょしょうの ぜっちょうかん /おくれたクロワッサン報告
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ボーダーのTシャツ楽で良いけれど被った時の気恥ずかしさよ
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思いつく中で一番気が弱い男をはらの子の父にする
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ありふれた小僧の姿なりで出てきても化物だとは一目瞭然
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一言で僕をスライスしてしまうエッグカッターみたいなあなた
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ひさかたに ふるさとみれば なもみえず ほしぼし ひとも ひび離れるか
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言の葉の朽ちる頃にて三十一みそひとの金石文に刻んでしまおか
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庭先の葉牡丹の花 ひらひらとさき二頭の シジミチョウ舞ふ
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伝えたい ことは何にも ないけれど 言いたいことは 山ほどあるわ
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夢から醒めて あなたを想う 午後一時 独りぼっちで啜る珈琲
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歳重ねきらめく舞台降りたとて 厚顔こうがんさらし 生きるも一興いっきょう
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