Utakata
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かみさま
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ドライみかん 唾で実って甘くなる 食べても枯れない ぼくは死なない
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ぐったりと雪だるまみんな早まった 重力ばっかりいつもずるいよ
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かさぶたが少し減ったら見にいける 君が言ってたさまざまな春
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時計から四日も逃げて端の席 眠った体が振り子になった
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疲れずに大きく小さいミスをして 毛むくじゃらのまま子供になった
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した方がよかったことと言わなくてよかったことばかりが温度になる
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電光掲示板の文字を跳ね返し 光の電車をただよわすバス
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ブドウ糖 わたしをどこかへ連れてって 荷物を詰めたらまた呼びに来ます
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生き物が大勢死んだ日の夜に パインの窓に月を映すな
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消し滓が硬い床まで届いたら 音のない街の端っこにいる
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最近は 寝ても覚めてもラクロス部 壁をにらんで何も投げない
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恐ろしい男が通りで騒いでる みんなの見る目が恐ろしくする
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キャラメリゼ 眉毛の太い二重菓子 光の反射でウインクしてる
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太陽はいつも笑顔のままでいる 泣いたら夜になれるのかなあ
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友達と 話せなかった日のLINE 心とフォントの馬が合わない
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夜が来て 逃げ切るための夢を見る 平和と本気は仲良くしてよ
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明日から 子供の頃をやりなおして あなたみたいに息を吸えたら
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天井を 鏡みたいに見つめてる なぜかなにかを期待している
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タコからも 怒られたから サメ帰る 首傾げながらカニたちも帰る
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きびだんご だの口でひとつほおばって んとごで飲みこむ 危険だね
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かたまりが心のどこにもなくなって 体を分厚くすることにした
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今日君が 酒の名前を略すのを 子供の君が見ませんように
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部屋電と久しく会わぬ押し入れで 扇風機ひとり目を覚ます夜
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朝寝坊 電車も遅れて奇遇だね 気が合うことを喜べないね
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三日目の包帯解いた指の匂い ひとりじめする 部屋は見ている
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高笑い イヤホンケースの長男坊 暗くて狭くて怖かったけど
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手が冷える はぐれて最初の赤信号 金子と西村逆だったかも
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僕が君みたいになりたかったことを 君は喜んでくれなかった
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目覚めたらシャワーホースになっていて ガリガリジャージャーヘルプミー
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机から小筆が地面に落ちるとき 佐藤も大きな声を出すのか
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