塩辛い海も涙も透明でかき集めるとこんなに青い
10
みちのくで「やませ」と呼ばる悪風も 猛暑続きで慈風となりぬ
21
東京の雨の予報が羨まし 酷暑日続く名古屋の日々に
7
善玉と 悪玉 日和見 みんな居て ギリギリ平和な 私のおなか (2026/8/15改)
32
買ひ忘れ卵の代替だいたい 赤と黄のトマト彩りぬ 冷やし中華
22
真夏日の 残す地熱を 和らげる 曇りの空に 安堵する朝
18
屋外おもて出る ただそれだけで 汗の沢 去年こぞのこのころ 沢に気付かず
3
もしかして 当選したん?! 思わせて  引っかけ問題 みたいなくだり
6
山高き里にありせばいみじきに暑き盛りも過ぐしつらむか
4
ドンペリも 冷やし過ぐれば ただの酒 されども人の 温み測りかね
7
曇り空28℃の朝涼し畳を疾駆ゲジゲジ元気
18
AIも 俗世と化せば 目立たずに 統治をするか スパイになるか
8
看護師があなたは歴史と笑いつつ癌と生かされ八年やとせを紡ぐ
33
この気温 他からみれば 涼しいが 私にとって これは猛暑日
4
喧嘩のち熱きピザ食べ三分後心温まり笑顔戻りし
8
ありがたし、されど気になる稲作が。大暑の候に涼風たつは
7
見られてる 全て抜け去り 堕ちていく 自意識保つ 監視カメラで
12
ミニトマト一粒摘みしベランダはブルベリ終えて赤の始まり
12
背を丸め 首を傾げて 切なくて 飲み過ぎたんだ ため息三つ
8
素肌がね いちばんいいの いや違う あるべき姿 戻らない夏
8
この節に 全く聞かぬ 油蝉 列島改造 再度見直し
11
我が里は 街に出る術ほぼ無くて 免許返納死活となりぬ 
20
真夜中に 喉の締め付け 飛び起きて 枕辺の影 霧と溶けゆく
10
天神の君と歩いた参道は祭りの賑わい見知らぬ顔で
21
なぜ猫は 俺を踏み台 にしたぁ!? 毎朝踏まれ 我クリボーなり 
5
昔祖母言う 早く寝ねば あもっこ来る  蒙古襲来 いまに残れり
9
舞う雪が この街の空 飾っても 思い浮かぶのは また君のこと
6
「敵わない 詠み人たちの 人生や」 もう少しだけ 生きてみるかな
13
七人が暮らした狭きアパートはみんなが見れて幸せでした
21
前職は天使でしたというひとが休暇のたびにくれる綿菓子
16