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こんにちは!「しにたい」ばっかり言う口に こんぺいとうを詰めにきました
16
「こんな場所ふたりで抜け出して海に」そこまで言って夢だと気づく
7
熊蝉の連打耳打つ青田道 田の草取りの麦藁ふたつ
19
マンションの影の我が家のベランダは御空へ伸びる花々が満つ
15
ウミヘビを 助けに来た ばっかりに 踏まれ召される 蟹よ幸あれ/ヘラクレス被害者の会
6
ああどうか死にゆくきみの走馬灯 ぼくの記憶で埋められたなら
4
怠惰
(
たいだ
)
をば振り払ひ 朝の掃除機
塵
(
ちり
)
と共に モヤモヤも吸ひぬ
18
胸に抱く蕾が開く一瞬の儚さ掴み心は歌ふ
12
やめられぬ 韓国ドラマ 100話超え 握るリモコン 早送りする
5
十八の燕の口の夏すみれ青紫へ水注ぐ朝
15
朝刊の雑誌広告並んでるタイトル読めばなんか充分
19
触るるもの音みな暑し夏に入り夫のシミ見て愛しく触るる
19
明太子梅とぬか漬け胡瓜乗る茶漬けで夏の陽射しへ備え
15
シャーペンが持てなくなったテスト前 現状維持に熱心なものか
7
救いなど求めなければよかったなあ お金がなければ崩れるものに
8
人件費 どこまで削る この社会 時給上がれど 仕事膨大
23
「おんなのこみたいね」と言われて慌てて座り方を変えたらキミに笑われた
6
将来に希望などない蟇蛙ゲロゲロ鳴いてるだけで生きてる
6
夏の庭 百合と見紛う忘れ草 オレンジ色は夕陽に溶ける
33
ドラマ『ミッドナイトタクシー』見終わりて 座標原点 見つけたくなり
11
「表出ろぉ!」 教師の声で 皆向かう 目指すは校庭 勝ったるぞリレー!
7
閉じた家 とんと見かけぬ独居のご婦人 我が身を重ね行方を案ず
19
彼
(
か
)
の往ぬる季節が二回巡り来た ただそれだけで、ただそれだけで。
6
まだ負けぬ金魚すくいで子と競う花火大会遠き夏呼ぶ
13
ベランダに ひっくり返る 虫さんよ 君の人生 幸せだった
5
学校で 朝一番に molに触れ 退治したはずの 睡魔が襲う
6
要するに本レポートの結論は 単位が欲しいできれば
A
で
5
腹の上 ドスンと遠慮なく乗りぬ ねこの愛しさ 合計8kg
25
週末の 決勝戦を 最高に 楽しむ策を 練るオヤジたち
6
暑き朝、卓の小鉢のパキラ芽の 薄きみどりに涼を覚ゆる
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