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白鷺が川辺に涼む夏休み 木陰に潜み水筒飲む子
16
私の歌集がメルカリに売られたら嫌だ
3
電柱の後ろの空にわきあがる入道雲が夏空オブジェ
25
この風をコスモスからのエールとし紅いペディキュアで逢いにゆくから
21
炎天下日光浴した自転車のサドルに皆の指が離れる
11
夏がきた「ずっといっしょ」と約束を交わした二人はもういなくとも
16
いつだって普通でいたい。でもそうね、見た目と貯金は「良」がいいかも
19
町内の絆を紡ぐイベントのチラシは生成
A
I
が作る
4
あの頃はチョークで描いてた自画像を今は定規がないと描けない
4
MJ
(
マイケル
)
のピュアな心と音楽に今さらながら夢中になりぬ
25
来るものは虫鳥けもの海の風置かれし墓に忘れ草
群
(
む
)
る
9
耐えがたき暑さなれども猛暑日にならねばなぜか負けた気がする(最高気温
34
・9℃)
8
ゴムのよな安い鰻は食べぬこと このプライドは守り高楊枝
16
日焼け顔ゴーグル跡が白いのは パンダ顔よりトランプ顔です
11
白鷺が 対岸の雛 見守りて 川岸に立ち 酷暑に耐える
27
猛暑かと思へば空は急変し背骨の奥がキリキリ痛む
24
百歳の母に手合わす人のいてそりゃあ仏に一歩近づく
28
夏の雲 向日葵の花 カメラ越し いとよくばえる 今日の空青
11
おかしくて腹をかかえる歌もある 悪くはないな 愚図の長生き
13
おうちには エアコンないの おさなごが 無慈悲に 暴く家の懐
15
溶け残る氷もともに飲み干して結露に濡れし底も拭ひぬ
15
居酒屋を三軒巡り残された五円の穴で覗く十五夜
24
警察の調べによれば
容疑者
(
トクリュウ
)
は 羅生門から来た タイムマシーンで
9
大暑とて送るメールに風鈴とかき氷の絵を添えてこんちは
19
人生は思うほどには悪くないまりやの歌に元気をもらう
10
あの人が休んだ
理由
(
わけ
)
は何だろう私事都合とか今日は大安
6
ジーンズに 白いポロシャツ 襟立てて 青い海原 声かけしあの日
3
朝ドラで斎藤茂吉をやるという鰻は何匹食われるだろう
14
『歌よみに与ふる書』など持ち込んで酒の相手は子規の毒舌
11
四千円ちかい鰻が二尾ならび一尾はつまみ一尾は丼に
8
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