ありがとう素直に言える人となり袖すり合うもこぼれる笑顔
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朝一で コーヒーミルで 豆を挽く ボヤけた頭に こう染み入る 
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化粧水 3プッシュから2プッシュへ 肌も薄着をしたがる初夏日
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窓際の 光が移り 席替えで 少し遠くに なった横顔
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2倍速 ラップの如く 夏野菜 刻みに刻んで 押麦サラダ
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朝を呼ぶ笑う子供とランドセル静謐破るここちよい音
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見惚れます 裏も表も ない自然 天と地めざし 立ち上る夏
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青々と夏草茂るあぜ道を 我がもの顔で闊歩かっぽの野良ねこ
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つらひ事有りぬ日の夜も 涼風と初夏の星座に 癒さるる心
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手の匂い確かめるのは今何処に僕が居るのか分からないから
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腰曲げた松のアーチをくぐり抜け苔むす小滝耳目をさらう
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政権を茶化せば座布団一枚の マンネリ正義は今ウケしない
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木漏れ日に鳥のさえずり心地よし池の中には顔を出す鯉
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女狐は安房に来たりて泡姫に 源氏名はかの玉梓と言ふ
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免許証返納したと言い繕う取り消されたこと皆にバレてる
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クマンバチ 気を付けながら ツルバラを 這わせた出窓を 磨きに磨こう
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ふと見せたあのの笑顔がかわいくてまた見たいから僕はバカをやる
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コーラスのハーモニー揃い心地よく 歌声とともに空舞う気分
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都から逃げて来つね[狐]の悪霊が後も残って災いを那須
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九尾なる狐の力たのみつつ鳶にならむと祈りて止まぬ
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婆さんのくれたあの菓子期限切れありがとうにもどんより暮れる
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改札の中にいた鳩 見逃したきみが切符かSuicaだったか
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引き寄せの法則心に留め置きて迷ひ多くも前向き生くる
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畑仕事 終へし昼餉の楽しみは 冷えた出汁喉越しうどん 
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栞から しばらく読んで 気がついた この本読んだと 栞を戻す
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胸の内塗る幸せの染料に君の見ている色を頂戴
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薄情といっそ謗ってくれたらな 「四月に会えてよかった」なんて
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耳の奥蝉時雨染むひとりみち淡い福音見つめ揺蕩う
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牛丼をかき込む君の仕草にも熱を帯びるは七味のせいか
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新しきトンコツの店芳醇に街の風情を黄に染め上げる
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