震災の 瓦礫の中へ 潜り込む 生存探し ほふく前進
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しら南風はえに ちてあをづ 海底わたそこねぶれどきし いましがゐのち
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いつの間に 時間ときに越され置いてけぼり 何もせぬまま気づけば葉月
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あの鳥が ついばんでいた 花種が 世界平和を 咲かせますように  
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途中から青信号に駆け出して結局渡れぬような生き方
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葛藤で 死地を彷徨い 生き延びるそんなあなたに 政治を託す
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猛暑日が続き パワーが欲しいとき かけるボンジョヴィ 『It's My Life』
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朝露あさつゆゆる人々ひとびと 辻斬つじぎりや かほかぶは みかなみだ
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あかくるはだ いやしたし きみくるは 麦酒二缶ばくしゅにかん
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リズムとり 廊下を歩く リハビリに 天国行きは スキップ踏んで
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挫けても失敗しても 生きている限り 人生に引退はなし/上司の言葉
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成仏のしかた忘れてウロウロと部屋のどこかにいてほしいんだ
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「辞めていいよ」 癒し系の 囁きに 「いや失敬」と固辞し 踏ん張る
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「おもいきり 鳴かせてやれ 短い命だ」夫の横顔 武士になりきる
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病む友に手紙したためポストまで くだる坂道夕影の道
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クラス会あっても行けない自分には世間と一線引いたその側
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クラス会出来てないのは委員長の私の消息断っているから
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母さんは嚥下障害俺歯無しみんなゴッチャだミキサーで食う/スープ、ペースト、スムージー
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驟雨く つがわぬ鳩の声低く などてこの世に生み落とされしと
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そう言えば奴は熊本だったよな付き合い切れて久し学友
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こだわりを 貫き通し 何をみる 笑顔の下は 能面のごと
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白壁に つく蜘蛛ひとつ見つけたり 茫と揺らぐや 下陰の宿
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金出さず花火大会見えそうな橋の上では幕張る準備
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灯を当てた白きスミレに眼が冴えて千頭ほどの羊数える
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種埋めたミニ向日葵のひと鉢を夢追う君の明日へあげたい
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額から手に落つ汗の冷たさに夏を感じど花がら摘みぬ
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タンスの上 にくくう肉球ふたつ だけみえる おかおはどこかな うしろにあった
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茹で鶏に蛇腹胡瓜と梅シソへあら塩を振り和えたら冷やす
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起きようと アラームスヌーズ 繰り返し 今日も起きれず 後悔の日々
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油揚げ細大根の味噌汁の冷やしおじやの真夏の朝餉
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