肩の荷を 下ろしていいよの 一言で もう一踏ん張り 出来る気がする
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古都町の見上ぐお店のカステーラ文字の風情に時は褪せゆく
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舗装路は 嫌だ嫌だと 泣いている 命を奪う 暑さ生み出し
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遠回り いつもと違う 帰り道 こんなだっけと 変わる街並み
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8・12 四十一年 間近なり 日航機事故1985年 昭和の終わり
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雲を分け 横切る月の 一時は 高貴な人を 送るが如し
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その人の生き方に合うものを見て生き方に合うものしか見えない
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金縛り? 違うよ私が抱きしめて動けなくしただけなんだよね
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閉じた瞼を視線がなぞる遠く三日月愛でるよに あしたきみの瞼は彩づく
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遠く鳴る 夏の歓声 ひとり聞く
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一瞬の 冷風が裂く 夏の夕
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冷気刺す 筆記音だけ 満ちる部屋
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祭り果て 闇に表情 隠しけり
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誰が私を愛すだろうかというジレンマを抱えながら死ぬの?
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本店に 移動と聞いて LINEする 3年前の 既読の続き
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仕事とか人生だとか愛とかに効くまじないを明日教わる
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そうめんの具材にキュウリ刻む夜 君の好みをふと思い出す
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こいすてふ おもひこそ かくしけり いろづると つゆらずに
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しのぶれど つたはりひろおもひ ふとときのまにまに
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地域猫 宵の口まであやしたる 七歳男児は放置子なりや
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またねから ずいぶん時が 経ったけど どうにかこうにか まだ生きてるよ
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今月も 終わりを告げる 熱の中 夏の始まり蝉が鳴く夜
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還暦を過ぎた私を親方はあの日のように「ちゃん」づけで呼ぶ
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セルフレジ導入されしスーパーの有人レジの列の長さよ
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さよならを言いそびれてる七月はなあなあと鳴く猫 さようなら
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山並みの向こうの街は見えないが入道雲の頭が見える
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返信が待ち遠しいの もっと話したいの 愛抱いてたいの
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ゆるゆると落ちる落暉を見送るか麦稈ロールはなだりに並び
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ぼんやりと 窓から眺める おぼろ月 ときにゆだねて 今を忘れる
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日が暮れて少し涼しい風が吹く夏の魔物がこっそり起きる
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