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悪口の時だけ「いいね」「リポスト」と呟く イーロン見えてるか、おい
6
サブスクで事足りるのに買うCD 手元に残したいお年頃
27
健診で 歳を言われてハッとする 他人に言われて 事実再認
24
老いたとて徳が積まれるわけもなく幾多の「出来ない」受け入れてくだけ
31
おちょぼ口 開けつすぼめつ スマホ見る 淑女も居たり 墓地の休所(きゅうじょ)に /所沢聖地霊園
14
杖二本 頼りに歩く 兄(このかみ)の 後先になりて バラ園を行く
20
筍の 脱ぎ残したる 竹皮の 幾枚(いくひら)乾(から)び 風騒ぐ藪
19
父母の 遺影を飾る 奥の間に 幾夜かいねし 産土(うぶすな)の家
15
揺れる影 見上げれば蝶
誘われ
(
いざなわれ
)
藤の迷路に 姿消えゆく
21
夢馳せる幸の七七綴るほど色瞠る景まばゆく眩み
7
樟脳の 残り香を今日は 言い訳に 君の半径
3
メートル外
5
不協和音 ばかり奏でる 私の弦を 貴方がカポしろ セーハしろ
5
田植え時寒くなるのは水張る田まことしやかに言うとて暑い
18
両親の古き感覚心配だ 勝ち負けじゃないエアコンつけな
17
独房に射し来る光世界ごと抱擁しおる女囚人
8
学校が 細胞のような ものならば 私はギリ排除 されない異物
6
ドジャースと夏場所で日が暮れてゆく いいんじゃないの輝く老後
26
お父さん いつまで経っても 「おと」と呼ぶ 「おと」が良いなと 思うこの頃
5
まだちょっと ダラケていたい 一方で 色付き染めし 紫陽花咲けり
6
草を食む牛のぬくみと青空に声ひびかせて舞ふ鳶を
乞
(
こ
)
ふ
4
うりずんの潤い初めし天地なり草木茂りて山羊も跳ね来て
18
これよこれ 活きていてこそ 海老の味 この看板よ 言いたいことは
3
自分ではままにならない咳くしゃみこむら返りに舌まで噛んだ(痛い~)
16
始発地下鉄 君のいない街 白黒な朝 鉄の塊
5
真夏日の 一歩手前で いそいそと 加湿器しまい 扇風機出す
27
プリプリを嫌いと語る横顔は私のむすめ産みしその人
12
梅雨時を告ぐ
立葵
(
タチアオイ
)
はや開花 夏の準備を早めをる
南風
(
はゑ
)
28
久々に
恩賜
(
おんし
)
の池を眺むれば ボートより落つ兄は半べそ
8
試みるスマホ遠退く生活はおっとムリだな君とのらいん
11
早まりし花期を慄くライラック正にリラ冷え
屋内
(
やぬち
)
にこもる
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