迷い子か桜の実摘む椋鳥の嘴ひとつも朝日に溶けて
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「生きるのに試練は不可欠」思えども いまのこの重さ 耐えきれるか吾
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生きてればきっといいことあるってか?もしなかったらあんたが死ぬか
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嘘でしょと 増えた数字に 二度見する 食事控えた 翌日の朝
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我が里の 児童こらが通いし通学路 熊鈴の音風鈴に似て 
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夏の来て青田横切る子ツバメや まばたきの間に風と消へたり
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美しく整えられたかたわらに 棄てられていく言の葉の儚さ
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鍵なんて 必要ないよ この部屋に 大事なものは この俺だから
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鍵をかけ 大事にすれば する程に こじ開けにくる 輩が増える
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本編と 同じ長さの NG集 最期は笑って ハッピーエンド
4
秋風の渡る高天たかあま裂くごとく鷹はくだりて鳶を追ひ詰む
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ゆめをみる ご飯を食べる 空を見る 革靴を履く もうすこしなく
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願はくば 優しく撫づる 御手みてて 留めおかなむ 有明の月
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僕たちが 星座で例えられるのなら 君はこと座で 僕はいるか座
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みぞおちを えぐる思いを 一行に 閉じ込める術 言の葉すり抜け
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あなただけ 愛するように 努めても その裏側に たくさんの影
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陽だまりの 丘に寝そべり 微睡みて 柔き口づけ 許したる午後
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亜麻色がなにかも知らぬまま父の膝で見るたなびく亜麻色
10
へそからびるひもつながったいつかてたはぢはぢはぢ
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役立たずかんむり被され重かったあなたのために尽くす事無し
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私には あなたを壊す 勇気なく 壊してきた過去の人らが
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幾日を我を失い過ごし終え必要とされる事に気が付く
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チリチリと頭の裏を伝う恋行き場無くして地に垂れ落ちる
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ひと茎が二つに分かれ赤白の揺れる不思議なデイジーの花
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ありのまま綿毛を育て風へ撒く蒲公英へ説く陽射しと氷雨
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昼からは葉が三倍のベゴニアへ寄り添い育つ明日への願い
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我がいえの窓辺に飾る一鉢のベゴニアの花 桃色満ちて
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一鉢の願いの育つベゴニアと卒業させる甘えた孤独
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真昼間の都会の音を抱きしめてベゴニアと聞く静かな願い
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桃色のベゴニア乗せたカブと行く帰路へときめく青い初恋
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