春のゆく花は散り際見定めつ繋ぐ手解く「さよなら」もなく
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舞ふ桜 躑躅つつじつぼみ 顔を出し 初夏の如 風温し清明せいめい/二十四節気
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春の夜に 紡ぐぬくもり 憩えるなら 今もほどけぬ 花かんむり
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夜半よわの雨 打たれ散りゆき花いかだ 枝にすがりつ 名残なごりの桜
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通勤の列車に揺られウトウトと船漕ぐ人の夢に幸あれ 
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そよ風に吹けば飛ぶよなプライドが恋の歩みにブレーキかける 
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いささかに 「サザエさん」とは 違う世で 令和になりて 甚だしかり
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いつだって そこにいるのは 私がいい 右側が良いと言う あなたの隣
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アパートのドアノブに二本掛けられてビニール傘は抱き合っている
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白鳥に地図などなくて 僕にある真っ白すぎる進路希望書
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利便性 詐欺師にとって 出入り口 「AI」※エイアイさんと 「SNS」エスエヌエス氏 ※「AI検索」は「諸刃の剣」
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ストーブを点けて観ている Tシャツの誰かの春と同じ国とは
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外見じゃわからないのよ恋愛もみかんも甘いか酸っぱいかなんて
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土手の端の薄紫の群生のにら花の星一つ恋しき
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朧月 紅桜隠し 春の宵 今宵一夜の 旅の空 旅路の果ては故郷(さと)の秋 幾山越えて
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春ゆきて蓮華の池に降るはなのひかり揺蕩う ささなみの立つ 
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「春のせい」そんな言い訳詰め込んで二つ目最中に手が伸びる午後
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6人でグループLINE作ったよ 四六時中が着信祭り
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​葉桜となりにけるかもわが恋はふりにしのちも世はあをくして [ 題詠 葉桜]
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工場でずっと雑誌を積み上げる機械のように 機械でやれよ
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洗い立てコップに残る口紅が罰らしいよね 早く出てくよ
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静寂の中で思うのは自分の中であり外であり中間
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トンネルの暗さに足がすくむけど留まるままで暮らせはしない
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砕けては傷付きつつも底を見た後には空を見上げて進む
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ぶち当たり砕けるのだと知りつつも進む他には無いのでしょうね
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落ち込んだ日々を知らない知り合いに打たれ強いと揶揄され困る
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落ち込んでいつもの通り時が経ちいつもの通りまた前向きに
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健康を思いサプリを飲むけれどお供がコーラで「それな」となる
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本を積み端から読んで行くけれど知りたい事は尽きないでいる
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「今」にこそ集中しろと言うけれど時はふわふわ掴み切れない
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