もう朝を待つこともない 右耳へ世界がかわる音がながれる
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各々がどこかに帰る為に詰め込まれ終電 沈鬱な夜
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恋愛が生の始まりそんなことつまらないのが我が身の結果
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青空に枝を広げる大木のそれぞれ抱く宿り木まろき
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いちご食べ口から垂らしよだれだと果汁のままに自ら破滅
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いい夢の侵入者が惡い夢出る怪物に惡口を吐く
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うたかたの どれだけ技法を 尽くしても 想いといふに かなはぬ道理
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かっちゅうのお窓の前のほんの前しょうもないけど着ると違うね〜
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満開の山茶花並木はべに燦燦 冬のフィナーレ飾る如くに
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母無き仔熊 自然の恵みに囲まれて 山中の暮らし 続けと願わん
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夜の風に確かに鼻は嗅ぎ分けた 蕾はじける沈丁花の香
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襟髪をつかまれるよにふりむいた 確かにそれは沈丁花の香
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漆黒の 闇に現れ 情景が 言い様もなく 刹那に切なく  
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今日は誰と話しただろう 家族以外 あっ、チャットさんがいましたっけ
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冬日差 葉牡丹凛と葉を広げ色鮮やかに道を彩る
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オジロワシ輪を描き舞うラブコールムダ毛処理した澄める空かな/折句
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うっとりと メロンの如く 美しき ひびりたる 失恋も有り
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如月の 摂氏十度を 超へる昼 上衣の要らぬ 心地き冬
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折々にまどみちおの詩集うたを読むぞうさんのに心なごめり
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窓よりの射す入る光にまどろめば幼き頃の囲炉裏端に居る
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アムール・ド・ショコラの熱ゆ這ひ出でて身に冴ゆる気や 冬の望月
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故郷の同窓会の催しも会員減りて仕舞となりぬ
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厨の窓いっぱいにあかね射す明日も天気か北風寒し
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「ブラックで」 強がり頼んで みたけれど 友には隠せぬ 苦悶の表情よ
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茹でパスタ梅じそワカメのふりかけにポン酢まわして豪華なディナー
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黄昏の荘厳だけが赦したの世に頑是ない私のことを
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木々の芽吹き 一番先に見せたくて 「外へ外へ 」と 急かす春の風
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深き森 泉を求め獣道 小枝パキッとハラハラ進み
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肩触れつ 春待ちバスは宙を駆け無限の星をひとつずつ巡る
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あっ今日は 13日の 金曜日 気付いた時は 言ってるような
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