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優しさは 時にまち針 産んでいる 当たり前ではない今がある
7
明るさに やさぐれるなよ 過去を打て 嫉妬に狂いたくないわたし
7
先に寝る 猫を起こさぬ ようにして 布団の端で 私は眠る
15
文通の相手のための隣席の 冷たきままにカミソリ送る
8
たかが布きれ一枚を覗き見て パシャり!一枚お縄頂戴(題/ゲス歌・やってませんよ!)
6
もともとは児戯のためなる紙切れを 万に変えたる滑稽呆れ
9
『チャー研』の仕事せぬ絵に記憶追う むかしを映す紙芝居かな(題/アニメ)
9
ひさかた乃さんのお体心配す 筆執る腕どちらでしょうか?(右利きでありますように)
13
人間はみんなの力で生まれい出ひとりぼっちで死んでゆくもの
31
一月に生まれる予定に母さんは『離婚した母』何もできない
24
ひたむきにタピオカを吸うほっぺたに 触れたら神が舞い降りた午後
6
ヲ決マリノ 窓之更新 長時間
硬盤
(
ハードディスク
)
グヮ 糞遅イ故
4
首かしげ 揺れるかんざし 下駄の音
2
蝶が舞う 振り向く笑みに浮く華びら
2
娘から彼も紹介されぬままお腹の孫へ掬うかぎ針
32
菖蒲華恋 属さぬ美は 桜梅桃李
2
知らぬ間に秋が来ている冬だって何も言わずにそばに来ている
31
彼
(
か
)
の瞳 額縁つくと名画かな たまに飾らる展示待つわれ。👓️
7
在りし日の 日記開けば 蘇る 熱気と風と 君の呼ぶ声
9
心なくも ぶつけてしまった胸の内 曖昧に笑う あなたが憎い
6
刈り入れの 田を見下ろせる 雀らは おこぼれ待ちて 電線揺らす
7
この時期に昼間に一人歩いてて運が良ければ現れる道
6
余る白さ 満ちぬ月 揺れる髪から紅
3
想えれば 霞がかるは 同じ月
2
指先の紅は口元へ 草の隠れ家 月は知る狐の尾かな
3
お隣に 凄い新人 現れた 間近で見たい 線香花火
14
知る事 知らぬ事 ただ吐息に耳を澄ます事
3
心地よい 疲れに浸らば 流れたる 軍歌のメドレー 気が萎えに萎え
11
その手首 通すヘアゴム なりたくて 体重減らす 食事を減らす
4
地吹雪 こだま返らぬ 山雪崩 雲海湧きて 魂ぞ震える
6
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