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「スウェットで行けるとこまで行こうかな」 枝垂れ桜を嗜むナカムラ
6
花筏かたち変えつつ揺れゆれて
誰
(
たれ
)
か棹さし運ぶ泡沫の夢
20
みどり濃き 深山陽射して 秋の暮れ 紅色一色 鐘がなる 古寺の
7
みんなやる絶対やるやるこれはやる メガネの上からメガネをかける
6
疲労感 深夜の国道 山岡家 明日の力に 豚骨パワーを
29
もしぼくが月の住人だとしたら、君に伝えよう 地球が綺麗と。
8
「逢いたい」と書けば光るね嘘という 名前をつけた僕の優しさ
27
山奥の家屋の隅に白き鳥とまったような辛夷の花見つけ
26
今月で 閉店します カフェ店員 話す言葉に 悔しさ溢れ
30
日曜の 挨拶まわり 小旅行 桜吹雪に 見送り受けて
30
アイデアを まとめる為に 夜散歩 カレーの香り パワーが溢れ
23
楽しみを選んだはずがリュックには「不安」が勝手にパッキングされ
31
どっちでもいいよと笑う春の日の 僕の脳内ずっと文化祭
25
気持ちを詩に綴るなど出来る筈もなく広がる虚空 以下余白。
9
油断した長袖全然持ってない 寒さはまだまだちょっと続くのに
9
消えた短歌思い出してはメモに書きまさに推敲二つ三つ四つ
21
ぜいたくな悩み
干し椎茸
(
しいたけ
)
どう消費 弟からのふるさとの味
34
ワイヤレスだからこそ転がってきたそれを拾う手、有線接続。
8
朝陽射し 朝露濡れる 野辺の草 若草萌える 大地漲る
5
曇り空映えぬ桜を見上げれば見えぬ鏡に向かうさまなり
7
血の色に染まりて蕊や 散る桜 連理の枝にゆくへぞ問はむ
14
家が建ち 庭で子供を遊ばせて 幸せなのか 俺じゃなくても
6
桜咲く住宅街を通り抜けスーパー巡り松葉茶買った
9
朝陽射し 窓に映える 君の影 夢かうつつか 白銀射して まぼろし消える
7
このうたた寝がそちらへと続いてるかもしれないそれでもいい、春
12
ぬか床の醸す温度は人肌に 如何に胡瓜の漬かり加減は
24
道端に打ち捨てられた私さえ 煌めく君が巻き込んでいる
9
歩道橋から見渡せるパノラマの街に桜の敷き詰められたり
31
思いすら消してしまえよ五・七・五 右手に
溝川
(
どぶがわ
)
頭上にオリオン
7
卒業という出口へと続く坂 最後の春を履き潰しゆく/明日から四年生
29
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