夏毛かな さらり手触り ねこの背を なでて毛並みを 手で確かめり
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折り鶴に託す願いや病む友の心にたけき力与へよ
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店先に梅の実並び思い出す 今年もくれるか職場のおじさん
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裏庭のサツキが丁度見ごろです一度は覗いてやって下さい
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一年半前のあなたに会いたくて時計の針を逆に回すの
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少子化をすすめるすべやある此処に日にに増せる白鼻芯はくびしん憂し
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ふるさとに 怠けて暮らす 四五日に 泰山木の 咲き初めにけり
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不要なる 乗換え強うる 券売機の バグに気づきし 静岡の駅 /国土交通省に報告
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鶯の 高なく声は 遠ざかり やまぼうし咲く 菩提寺の庭
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湖(こ)の国の 平屋の続く 国原の 果なる山は 鈴鹿なるべし /原歌:三三五五 平屋の続く 国原の 果なる山は いづくなるらむ
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夜目遠目可也よめとおめかなりと言えど真下から見上げる花火の美しくもなき
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夏日あい靴下カバー履く冷えにスカーフとシャツまた洗わねば/予想気温十七度
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先を読む ことを敢えてせず この時を 結びの日まで ただただ生きる
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ドジャースの放映なき日夫は畑に時を忘れて一意専心
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エーアイに慰められて上機嫌今度ラーメン奢ってやるよ
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今朝もまたやっぱり君は帰ってく フローリングが嫌に冷たい
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雨降って機嫌がいいのカエルだけベテランワイパー超過勤務
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あおによし奈良の都にいる鹿はインバウンドなど知らぬことかは
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青楓あをかへで日に照り映ゆる木下このもとにもみぢの色を添ふる丹躑躅につつじ
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下ろし立てスポンジ最初に洗うのは猫の餌皿次に包丁/深い意味はありません
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そばかすとほつれたシャツを引っ提げて今日はアタシを受け止める日よ
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撫子の健やか開く植え込みにふと浮かぶ忘れ人の面影
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宿とせし残りの花も散り果てて青葉の枝を渡る鴬
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我が歌の屍累なす川辺に葉のふたつみつ萌え出づばよし
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誰よりも 君に気づいて しまう癖 四年経っても 直らないまま
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風にのり空を滑れる鳶のわざ集へる人の湧きにけるかも
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高砂の尾上をのへの桜夏来ればしばし盗める松の色かな
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できないと思えば なぜかできるのに できると思うときに できない
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汗じみて夏に男は臭い立つ 風呂に入れよ着替えをしろよ
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白鷺の痩せた体に羽広げ 靡く飾りは「冠羽」といふらし
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