バス停で待つ人に少しみ残し 駅まで歩く1.8キロ
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「高校生のうちに人生楽しみな」そんなこと言う人にならない
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春の陽にはしゃぎ過ぎたような花びらが 開きし庭の赤いチューリップ
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思はでも過ぐせるものをなかなかに面影追ひ春の夜の月
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ハムエッグ久々に食うハムエッグ気持ちいいほどうっすいハムだ
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腰掛けてふたりの手と手が出会うとき それは花びらのかたちをしていて
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つがい鴨 仲睦まじく 微笑まし 南風吹くや 日温まりて 北帰りゆく
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春風になれたとしてもこの声は あたしのこの手はあなたの元へは
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日溜まりの テラスに留まる つがい鳩 その後ろ影 光り輝いて
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早桜美しく咲き散るさまに 貴方を重ねてしまうのはなぜ
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大好きな君の先生別園へ別れと出会い四度目の春
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一人欠け一匹欠けてモザイクの 器に飾る四季の果物
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黒き羽ゴミを見張って塀の上 話しかければ春の友達
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ブロッコリーに おかかを混ぜて つゆをかけ 春の味する 朝の食卓
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「おはよう」といつもの場所で言えたなら いつもの朝が始まるはずなのに
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春の上飛行機雲と電線があやとりをなし蒼空ほぐす
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うしろ髪 しなやかに揺れ 残り香漂い 漲りて 君の影去り 春惜しむ
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ふうわりときみのうなじをくすぐった春風にさえ嫉妬している
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遠き日に 思い馳せる 夕暮れは 秋風立ち 葦の葉戦ぎ 山の端陰り 独り佇む 
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黒歴史 絶えなば絶えね はなばたけ ねあげうけふも はなやかれむ
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らいおんは おはようから おやすみまで なぜだかくらしを みつめている
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瑠璃や藍あかく咲けざる紫陽花に降る雨沁みて土染まりゆく
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どん兵衛をすすって深夜ラジオ聞く 見えぬ仲間も期末試験か
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知らないでモヤっと不安でいるよりも 学んでしっかり不安でいたい
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花見風邪 売薬服んで誤魔化して ぼっとしたまま月曜の朝
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薔薇を摘む横顔に棘、深き隈 今宵纏わぬ気高き白
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物音に動じず 熟睡す愛猫 よほど疲れてゐたのだらうか
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ステテコをエアリズムにと替えた朝 開脚幅が少し拡がり
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「暑い」とふ久方ぶりの形容詞 いつもの電車に駆け込んでみて
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各局で 開花前より 競ふよに  報じられたり 思はるる花
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