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喧
(
かまびす
)
し駅のホームのベンチにて むしろ静かな心地で眠る
20
木枯らしにイルミネーション寒々と分倍河原のまちは眠りぬ
16
残余てふ時を数える年の暮れ 「忘年会」を誘う罪びと
14
五円玉 穴から覗いた幸せは 蝋石・チウインガム・紙芝居
18
公園の
楢
(
なら
)
の落ち葉の乾く音もオレンジ色に染まる夕暮れ
29
友の妻
ギラン・バレー
(
免疫暴走
)
で夭折す げに恐ろしやワクチンの痕
17
七十九歳
(
しちじふく
)
のMRIを「完全に正常だ」と言ふホワイトハウス
9
降車せしホームにて腑と見返りぬ
東
(
ひむがし
)
の十三夜の視線
23
朝焼けの グラデーションに 言葉なく 絵画のごとく 空に描かれ
25
失言のかたちを借りて本音漏る「そんなことより」「どうかんがえても」
14
良く見らば水かさ少なき川の辺のヨシの隙間で何見る鴨よ
32
冬に入る 狭庭のモミジ葉を落とし 敷き詰められし絨毯の赤
22
他人の目 気にせず自分を 貫いて 三十余年 白ブリーフ派
8
宇宙とか 詠んでおいたら 壮大な 歌作れると 矮小思考
4
うろうろと キミの瞳に うつろうと したけど今日の キミの目はうつろ
5
明日から 子供の頃をやりなおして あなたみたいに息を吸えたら
11
一等星 煮詰めて冷やし音楽をきかせてみたら君になるだろう
8
果たしてねこの時期にやる祭りがよ熱量を放ち雪をも溶かすか?
7
お疲れ様雪が降ってますお疲れ様その後に続くこちらはを待つ
8
寒き夜 湯気は昇りて ぬるき湯を 追い焚き使い 冬は長き湯
18
(
どなしたん 大丈夫やでここにおる 水の吾は 何度も君に掬われた
)
1
(
ふたご座の 流れ星だって見たかった 目の前にいる君は遠い星みたい
)
1
(
銀色の 顔ばかり溢るこの街に 今年こそはサンタさん みんなをHappyにしてよね
)
1
細胞を ちぎられ検査に 回されて 吾も細胞の 塊と知る
23
獅子も追いつけぬ早さで過ぎる日々 私にだけ見えている春よ
11
アメとムチ ジムで二時間 運動し 帰りマクドの ドライブスルー
13
メビウスを気だるく吸うのをやめてくれ 気だるく死んだ父を思い出す
6
ヒュウヒュウと風が冷やかし囃し立て冬将軍と雪女の恋
34
ヤケドして2本包帯ぐるぐるで残り8本フルスロットル
16
飽きもせず年毎に編む冬仕事動画介して何度も何度も
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