銀色の 顔ばかり溢るこの街に 今年こそはサンタさん みんなをHappyにしてよね
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細胞を ちぎられ検査に 回されて 吾も細胞の 塊と知る
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獅子も追いつけぬ早さで過ぎる日々 私にだけ見えている春よ
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アメとムチ ジムで二時間 運動し 帰りマクドの ドライブスルー
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メビウスを気だるく吸うのをやめてくれ  気だるく死んだ父を思い出す
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ヒュウヒュウと風が冷やかし囃し立て冬将軍と雪女の恋
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ヤケドして2本包帯ぐるぐるで残り8本フルスロットル
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飽きもせず年毎に編む冬仕事動画介して何度も何度も
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踏み出した先にあるのが処刑台でもかまわないほど踏み出した/おっさんずラブ 四宮要
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霙舞う 深夜の小路 物静か 屋台の明かり 思わず寄り道
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冬景色全くなしに 寒さだけ からとした風そんな冬も良き
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窓から見る 夜の道路に は点きて 外の寒さに 手さすり暖とる
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だとしたらゴミっすかこれ 気まぐれで蹴んないでそれ大切なのに
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降圧剤飲まぬと決めて一年半 死神よぎり医師に泣きつく
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凍風に 震える列車 独りきり 窓を閉じても 沁みる冷たさ
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手を伸ばす空につめたく遠い月 昔は届くと思っていたの
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何かが背中を押しているとかそんな事はないはずだけど、止まれない。
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目的を持たずに日々を過ごすのもたぶん大事なことなんでしょうね
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点滴も なんとか済んで おつかれニャン あしたもげんきに ゴハンたべよう
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読む人を一瞬ちょっと驚かす歌もたまにはいんじゃないかと
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店先の椅子に置かれて行く人らを見つめ続ける手書きのメニュー
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歩道橋カチャリカラスが舞い降りてじっと見つめる万感の黒
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ガラクタの反射板貼り煌々と百均ライトは歪に光り
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半日で解けきる雪のふがいなさ 役員会の堂々巡り
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この旅路誰の最愛にもなれずひとり彷徨い夜明けも来ない
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膜一枚隔てて感じる違和感がスマホと指とでしかわからん/人差し指に絆創膏
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記念日を何故境にと人別るる 君の永久さへ我は知りたし
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体力が落ちきる前に片付けをやれの言葉にごもっともです/終活
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青い鳥なんていらない欲しいのはひとつだけ そうあなたの瞳
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百均の老眼鏡をかけてみる眉間の皺のおだやかになり
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