気づいたら 向こうの岸を 歩いてる 海まで行けば また会えるよと
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白湯啜り いっぱしの風邪 なりおれば 家の静寂が わたしを包む
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恵みの子「ゑ」の字は生きてく歌心るんるんすれば僕の遠吠ゑ (「恵」は「ゑ」の母体)
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いつの間に出来ない人になったのか悔しさあまりトライするだけ
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親友は幼き頃から幻想で猫にほだされ詩世うたよに至り
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公園の梅には花が咲いてるが鼻つまってて香りわからん
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丹田にカイロ貼っても痩せぬのは暴食気味の暮らしだからか
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雪積もり踏み出すザッと響く音深夜の車道2km先まで
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こたつあり 紅茶もあるし チョコもある
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出ていけと言うならここに留まろう 死ねと言うなら生きてていこう
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宵闇を兵おび緩め歩を運ぶ 金魚片手に繋ぐ父の手
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時違わず狭庭に芽吹く福寿草 週の末には寒戻るらし
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はや過ぎて卒寿の兄の七七日なななのか供えの花は明るくまとめ
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裸木のすべての枝の粧いは昨夜よべに降り積む淡雪のすい
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ヤフオクでメモリ二枚を落札し爺医なれども若者気分
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独り占めしたい景色を長靴に詰めるみぞれが降る日のために
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眠る前布団にくるまり考えるのは君の好きなところばかり
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いったんは「チョコはビター」とごねてみるストロベリーの綺麗な紅に/折句
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月と星 そらたわむれ 夜が明ける おいてけぼりの 月は鬼役?
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Aiが  感情持つとか 人類を 脅かすなんて まさかないでしょね
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停留所時刻をなぞる指先に旅の終わりが近づいている
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知らぬ子も 頑張る姿 活躍を 応援すれば 親戚気分
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春色の陽射しに背中押され行くリハビリ散歩で気持ちもほぐ
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青き地球ほしここは流刑地お茶庭ちゃにわに来世は帰ろう刑期を終えて (第二の地球?「ティーガーデン星b」までは約13光年!)
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あたたかい気持ちを色にしたような たらこもバターもたっぷりパスタ
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蓋開かぬグリンダカラを手渡せる人がいることしあわせなこと
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よひやみに花のありかや夜の梅 虎屋の羊羹おもひうかべり
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寒いにこそ 一入ひとしおに 温もりを感づ我が家 床暖にココア/床暖房
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僕たちはワープしないと会えないね星と星とは遠すぎるから
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「人間がひねくれているから」とまず前口上から語る愉しみ
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