寝てる間に切り裂いちゃってゴメンナサイあなたの胸の内知りたくて
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年を一つ重ねて年輪という  友を重ねて友輪ともだちと呼ぶ
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ヘルメット下から麦わら帽のつば 交通整理の暑さ対策
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秋分の日も過ぎ咲いた花が言う まだ開いてます、彼の岸の門。
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夕暮れどき 家庭の生活音おとは それぞれに お隣は洗濯 我が家はお風呂で
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引きちぎった長袖そろそろ拾おうか 誰も見てないワイルド仕舞い
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ゴーイングバズりやすいを名乗ってる街feat.フィーチャリングハリーポッター
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帰り道 君が袖を掴めるように 左側だけ伸ばして歩く
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雲の色 花の香りと 鳥の声  違いが分かる 今が幸せ
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陽にあたり風に吹かれる心地よさ これだけでいい生きるしあわせ
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くずれゆく 天をあおいで みずからに  雨粒当てた 思春期のこう
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てて 可愛かわいげ捨てた 子供達  社会はそれを 大人と呼んだ
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詠進歌一万六千首から十首 宝くじ二千万本から一本 さあどちらがお得でしょう!
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噴き出して止まらぬ炭酸水のよう こいした時は言葉あふれて
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手荷物はないです海馬があるんです。いろんな国の、いち、に、さん、だけ。
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天国は本当は無い「死んだ」こと受け止めるため使ってるかな
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爆音の車が止まる交差点若気の至りややお馬鹿さん
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くるみ割り人形を舞うバレリーナのトゥシューズかな青空の雲
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ジャングルのような葉っぱが一斉に揺れて「おはよう」窓開けた時
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立ち尽くす駅のホームに毎朝の変らぬ吾と変わらぬ空気
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秋の海 波の音さえ寂しくて洲鳥の声が遠く呼び交う
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詠進歌って何?と調べ驚愕す まるで遠くの月が身近に
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」という字きみとまったく書き順が違ってたのを思い出す秋
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おひるねてて おなかすいたろ わがたち 郵便局だけ 寄っててごめん>詠進歌、今日の消印で投函
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彼岸花 ひらりふわりと 蝶が舞う 我が行く道を 導き示せ
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だのに今 大きく息を吸い込んだ 生きてく意味はわからぬままに
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生き暮れて ペダルの軽き下り坂 なるほど 関東平野は海へ
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『太陽にほえろ!』が響くベルクにて吾子は『コナン』と言ひて譲らず
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星時計ひと粒落ちてひかり消ゆ幾千光年夢のまた夢
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人間の顔をしてるが本当は猫とか犬や兎な僕ら
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