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(
ひとけ
)
無き真昼の公園 噴水の
飛沫
(
しぶき
)
だけが夏を謳歌す
26
冴え冴えと枕辺とどく光芒に 雪と見紛う夏の満月
23
宵の風 熱さは抜けて 草の上 何も気にせず ごはん待つ猫
15
どうせなら先に失恋したかった 親に言えない夏がはじまる
6
旅立ちぬ
愛犬
(
きみ
)
は あの世の先住犬には会へたらう
急度
(
きっと
)
一緒に/四十九日
U∵U
27
反抗はその対象への
依存
(
アディクト
)
だと 葛西のマックでインド人が言い
16
青色の海、川、空に宿りたる夏の季語には未だあらねど
5
ふと撫でられた感触ありぬ冷蔵庫のカレー
3
視線合いひとつのテーブル言えなくて思わず彼のたれ目をなじる
5
基準軸 全く見えず 人命は 戦の頃と 何も変わらじ
12
絶対に足を隠しているだろういつも勝手にいなくなる傘
7
満ちた胃を抱え人工芝の上 目閉じ語るに任せた若さ
6
厄災が 利益不利益 顕わにし 舵誤れば 国家分裂
9
炎暑でも背広で歩く人もいて 理解し難い壁にたじろぐ
19
馳走喰い ハラ膨らませ 経つ雲の あとに残さん 七色の橋
5
入道が 降らせたろかと ハラ鳴らし 色とりどりの 傘が馳走ぞ
16
冷房の効いた部屋から一歩出て お湯の空気にへなへなと折れ
17
今日の日の始末をつける遠雷が ぽつぽつぽつと冷やし始める
16
汗出づる 此の常なりし
國
(
くに
)
なれば 如何に暑からむ 肥後の大地よ
5
進化して 溝深くなる 現実に 気付いてますか 閣下歴々
9
秋の虫 夕暮れ時に 鳴きおりて 蒸す風揺らし 季節知らせる
21
ちはやぶる といえば神様降りてくる貴方はなにで降りてくるのか
20
真実と思うよ僕は、繋がりの意味はそのまま繋がりだから
5
きみの手を 離した夏が 降ってくる 傘も持たずに 立ち尽くす街
27
想い出は美しすぎると言うけれど 忘れたい君 忘れ得ぬ君
6
夕立に雨宿りする影ひとつ母の笑顔を重ねて見たり
27
マイメロのロールバーンの帳面(笑)にボツった歌がぐしゃぐしゃなって
4
元気でと差し出す彼の手のひらに感じていたの別れの予感
7
シンプルが 一番だよと 思う今 夢の中では 複雑怪奇
4
夏の日の恋どころではない暑さ麦わら帽子見に行ってきた(笑)
4
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