ちいせぇな器の値打ち大赤字ルージュの伝言勝手にしやがれ
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免許証 返納したと 言う友の 少し寂しき 笑顔脳裏に
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触れたなら 戻れぬ場所が あると知り 距離を測って 季節が過ぎる
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うららかに空に舞ひたる白き影迷ひ鳥かなひとたび見ばや
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ビー玉の 入り口はまだ 解らねど ラムネに映る 夏の入り口
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夕間暮れ 坂を上らば 西方に 幽かに見ゆる 水色の富士
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月代さかやきをつるつるに剃るちょんまげが 今も続けばハゲに悩まぬ
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参道で砂利を踏む音問いかける頭を垂れる枝葉に学べ
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もう少し滞在してもいいのかと思うくらいの歓待せねば/老母と老猫
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「そういやぁ モグラ対策  せなアカン 」 この上のない  穏やかな朝
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坊主刈りの男高生と朝電車 密度は違うが私も坊主だ
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人が出るスマホ忘れた時にこそ茫然自失嗚呼情けなや
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お布団の引力強い朝6時やっと振り切り今日も始まる
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自治会の 無言の圧と 刺すような 視線が不快な 資源ゴミの日
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冬用のラグを持ち込みお洗濯朝日差し込むコインランドリー
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黄昏の夢のチケット手折りつつ  今宵 神話の証人とならむ (2025.4.27 上谷沙弥VS中野たむ戦より構想)
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坊さんとお布施のことで喧嘩して一夜明けても今朝まで憎い
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姫シャラの蕾に小鳥くる庭にあおの小さき夢の膨らむ
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微睡みて 夢で幼き吾子いだき 目覚めた腕にぬくもり残り
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午前五時今日一日を思案する 「会議」「出張」死語なる定年
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よく見らば可愛い花なりスイカズラ の満ちし道夕暮れの時
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まだ五月 きょうは真夏日あるらしい 朝の薫風全身で味わう
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老ひるとは 亥の刻過ぎきし刻限は 夜更かしなどは夢のまた夢 
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怯えるな 賭博ギャンブルめいた 恋ならば 負けると知って 全てを賭けろ
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煙ごと 夜風に混ざる 面影が 春の終わりに 少し遠のく
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あらふしぎ 厚みを帯びた 札束が 跡形もなく ごんぎの様ね
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火をつけて 煙の匂いに 思い出す 不機嫌な顔 空の灰皿
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擦り切れた 脳髄すでに 朧月 映し出しける 己の顔を
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遊技場 やめよやめよと 思えども 我満たすのは いつも銀玉
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目にしたる 裏磐梯の 花々に 我を忘れて ひと日預ける
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