星々が笑いさらさらながれ行く そのをなぜかみな知っている
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どこまでも、一緒に行けたらいいのにね 「星が綺麗」とあなたが笑う
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風吹きぬ 選挙の結果に吹く風は どんな未来を連れてくるのか
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三歳児ギャン泣き過ぎて豆撒けず鬼の面だけどうみてもパパ
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『改憲をはじめてやった総理の名』孫はテストで問われるだろう
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この頃は 短歌うたの浮かばぬ日のありて 言の葉探しに風の吹くを待つ 
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人間って 付き合ってみなきゃわからない その人となり 政治家も同じ
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雪おもくさくら草泣く声がして白無垢掘れば紫ねむる
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廃刊を不意に知らせるタウン誌に苺のヘタを手向け続ける
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二月にんがつの午後に歩かば聞こへ来る公民館より懐かし叙情歌
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不妊治療 5年目にしてようやく着床 孫授かりしその日夫逝く (最大の歓びと哀しみの一日)
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我が家には ずっと前から君が居て こころの 奥底和らげてくれたね (我が愛猫に感謝!)
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彼の国の さながら紅白歌合戦 スーパーボウルよ ゆく年くる年
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夜明け前窓辺のうつる月影の何に似たるか冷やかなさま
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子どもらが バラバラにした ミニフィグを 元のカラダに 組み立てる午後
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一番のライバル君は同い年あれから二年笑みのワンツー
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イヤホンを はずして街の 音をきけ 獲物を探す フクロウのように
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挑戦は多難な船出「信を得た」までまだ時間かかるねビール
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わぁすごい 麻雀だったら 負け無しだ 家庭崩壊 天下の役満
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皿を洗う 最早何も思うまい 母が溜息を吐いているから
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レコードを聴く喫茶店待ちぼうけ「いい友達になりましょう」から
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借景もよく考えたいいねよりボツだっていい自分を詠う
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ぐったりと雪だるまみんな早まった 重力ばっかりいつもずるいよ
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真夜中に 月と密会 したことは 家族に内緒の 銀の耳打ち
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午前四時 目覚めて月を探したら 孤独を溶かす 蜜のしずくだ
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春が来て 積もりし雪が溶けるよに 君とのわだかまり 解ければいいな 
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薬缶から お湯の沸く音ヒューヒューと  乾ききった部屋 潤していく
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我慢とかしなきゃよかったランドセル ギラギラピンクにしてみたかった
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我思ひ 学びしたびに かえりみつ さながら深く 煎りし茶葉かな
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勉強も部活もゲームも全部嫌 布団の中でポエムを打ってる
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