本当に さよならなのよ わかってる? イヤホンつけた あなたにさよなら
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ひさびさの青空うれし空のいろペールトーンの優しい冬の
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お菓子に集中するからという君どうせ忘れてしまうのに
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知らぬこと おそろしきかな 一方に  世には知らぬが  よきこともあり
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灰と白 雲の合間に 月が見え 空に寝転ぶ 三毛猫がいた
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「今日こそは テスト勉強」 意気込んだ 数分の後 寝台の上
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隠れ家で 鶏すき鍋に 唸る我 野菜の旨味も 出汁に溶け込む
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一陣の  風の如く  ザッーと来て  落つる雫に  花煌めく
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何者か 語ることなき そのおきな  微笑みたたえ キジムナー描く
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ガラガラと壊されました此れ正に 私の自尊心だったもの
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お互いに 理解できない とこがある それでいいのよ 別れて理解
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父の亡き友人偲ぶ 若かりし頃の思ひ出 語らひぬ父母
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眼差しと サティのジュトゥブを 水飴の ように絡めて 夕風が吹く【サティ作曲のピアノ曲「あなたが欲しい」です】
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幼日おさなびいだく 父の友人との写真眺む 届きぬ喪中
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勝ち馬に乗って黒渦抜け出して疼く怒りをとっとこ忘れ
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ふわふわとゆらゆら揺らぐ雨模様テツのかたまり積もってた
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ホリデイへ助走で浮かれる街角を特売品を買い歩く吾
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「幸せになるため人は生まれる」と 電車の遅延が誤魔化した
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ふっくらとした半月に 見守られ ちま猫ちゃんは きょうも・つういん通院
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たまってたポイント使って肩揉み屋 肩甲骨を指にまかせて
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死んでも治らない病どうせ治らないなら死ななくてもいいでしょう?
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私以外気づいていない窓外の木にやってくる多様な野鳥/職場
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おさな子の 口に覆わる 紅き手と  小径に揺れる 楓かさねて
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クリーム色のブーツで 落ち葉踏みしめて 小春日和は いとうららかに
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少しずつ防雪柵は組まれゆき里の風景日ごとに狭まり
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責任は アイアン・メイデン 着込むこと ほんとにごめん ころさないでね
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マスクして外した時にどっとくる 森羅万象全ての匂いが
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今日植えた玉葱だって何本か育たぬだろうそれも世の常
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クロネコで届けられたる蒲焼を解凍すれば子らからの愛
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購いし玉葱の苗絡んだ根世の人模様倣ってるよう
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