俺はブー!高木ブーだよ!取り柄なく お別れさえも黙つて見ていた(やっと自分らしさが出てきた!)
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潮騒に 耳を任せて 側(はた)見れば 太平に広がる 豊饒の海
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いにしへの 人が宇宙(そら)から 見上げれば きっとその名を 海球と呼ぶ
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叱る人 みんなあっちへ いってるよ ほめられること 誰でもいいよ
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大豆煮を一粒一粒丁寧に 脳トレなると信じて食みぬ
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ぽたぽたが 突然変異 大泣きに 十二時晴れの 真偽を問いたい
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寂れたるラーメン屋にて父吠ゆる 普段温厚なるが子のため(題/ドラマ)
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ボンネット上の柿の葉アクセルを踏めば飛び散る疾駆してるぜ
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早逝のカリスマ歌手をおちょくりて コアなファンからカミソリ届く
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叩き割るつもりでいたがあのガラス 防犯仕様でバットへし折れ
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温水のほどよきぬるみ頬なでて青が空から届く、十月
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晴れ嬉し雨はションボリ移ろうは我も自然の一部の証
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読み方も分からぬ駅に一人立ち あてなく歩く 秋晴れの日
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頭下げガラス弁償する親よ 卒業などは午睡の夢か
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クマが来る つけて欲しい 信号を  赤なら鳴るよ 鈴音高く
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ごめんねとありがとうとを繰り返し言うしかできぬ母でごめんね
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なぜと訊くきみに答えるすべはなしただひたすらに涙拭えば
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天才のスキゾフレニア(統合失調症)いるけれど、我は凡人、ただ病気です。
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老いてなお母で居たいと裏腹に赤子よりもっと手のかかること
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ただひとり荒野をわたる狼のよれた毛並みに騒ぐからかぜ
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平日に休める息子に付き添いをされる立場となった母親
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たわむれに泣いてみせよと迫るきみ代わりになにをさせてみようか
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さらさらと冷めた文句とひきかえに流し目ひとつと夏みかん五個
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悪天も林檎の花は実を結ぶ徒花(あだばな)なんてひとつだにない
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「赤星で!」 遠い記憶がよみがえる 背中の消えた 駅の改札
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新しい 歯ブラシおろす 月初め 幾日ぶりかの 晴れを見上げる
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いちはやく落ちた柿の葉カラカラと路面を駆ける吹く風温(ぬく)し
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この人は?松井秀喜と言ふ息子私の中では不滅ですミスター
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戸の前で開けろと猫が群れているあとは開けろと5センチ開ける
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ぽつりぽつりとなだめるようになぐさめるように肩をたたく秋雨
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