青葉舞ひ闇を切り裂き飛ぶ木菟づくよはじめて見つる胸のたぎりよ
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悲しみは 太鼓叩いて やり過ごす また訪れる 波の如くに
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いつもより 早めに起きて 支度した だってあなたに 会えるのだから
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帰り道 話題を一つ 落としたまま 拾わず歩く 街路灯まで
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いつもなの ふたりでいると 輝くの きっとふたりは ツインソウルね
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いつもなの みんなといると 楽しいね きっとみんなは ソウルメイトよ
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岩が根に響く鳶の音胸に澄み我が愚かさよ知るを知るらむ
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独り身も慣れるものかな朝陽浴び妻旅先の二日目の朝
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朝晩の冷ゆる風をものともせず 皐月に生ゆる狗尾草エノコログサは/ねこじゃらし
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なぜかしら気が抜けるのか悔しきは休み慣れずに日曜に病む
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山の雪残りしままに夏に入る ライブ画像でアルプス見し朝
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一匹が  おらんくなって  大捜査  普段は避けとる 浴室にいた謎
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きつくない太ってないと自己暗示 ズボンのホックはこっそりはずし
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谷水の深き緑に袖ちてむすぶ手近くはしる若鮎
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夏五時のチャイムは鳴れど公園に子らの声飛ぶ夕日とどめむ
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朝のうち家の仕事を全部終え好きなことだけするぞするんだ
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ビニールは鈍く光って波のようざぶざぶと鳴るさくらんぼ屋根/僅かに一つ
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目を閉じて合唱のハモリ流れくるかつての少年少女は歌う
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歌声は皐月の空に流れ行く祈りにも似たアルトが響く
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ちょっとだけ 眠たくなって うたた寝を 三十分が 起きたら朝に
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新聞の バイクの音が近づけば 朝靄の中今日が始まりぬ 
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用があり 幼馴染みに 電話した 男が出て 雑に切られた
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夏近し 干からびた田に水張られ いのちみなぎ りシラサギ降り立つ
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母娘おやことて 言葉にせねば伝わらぬ 母逝きて気づく様々な悔い
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いつからか 3時が2種類に なったのは
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得意だと 言える科目は 国語だけ だから言葉に縋り 凝るのだね
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神童と呼ばれていたが耳鳴りと夜が怖くてしかたなかった
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トンネルの真ん中時空ズレる夜 ハンドル切って翔び出す天空
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釣れたれど川瀬へ返す数多き土産の岩魚 食べる分だけ
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身を屈め忍ぶ歩みの長淵の底へ岩魚の影数多在り
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