立ち上がりめまいで触れたこめかみに老眼鏡(シニアレンズ)が鎮座していた
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フェンシング メダルラッシュ 無視されて 見たい見たいよ 見事なアレー
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バス待ちつ 傘を叩く雨声(うせい)に耳傾(かぶ)かば 遠き入梅(ついり)の記憶
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行き違い喧嘩を買って言(・)葉を売(・)る 相手の動き読(・)めないんだが /読 1/27
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囃子音の 聞こえぬ空に 欠け月と 二人酒飲む 寂寂として
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鎹と 言いますけれど 二つあり 豆冨でなくて 人の方です /子
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柔道を 中継しない TBS あなたは何処の 放送局
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秋晴れに葉見ず花見ず彼岸花白き花色庭隅に立つ
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雨上がり白き月見ゆ九月尽葉末の露の朝日に光る
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台風よ そんなに日本が 好きなのか  くっつきすぎよ 離れてくれよ
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参ったね 分からないよー リピートで 生中継が 何の競技か    
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ダンボールの部屋で君がくれた紅茶飲んでしんと生活の色
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猫の手を 握り寝落ちす 夫(つま)に猫 そっと引き抜く 握手は苦手
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我々が死んだら 「誰が面倒を見るのか不安」 と百歳の母/ちょっとブラック
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泥濘の 最中鬱向き 紅の池 差し出された手 掴み損ねた 
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丁寧は過ぎればひとを遠ざける山車を見おくる雑踏ひとり
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長月の長雨(ながめ)気づかず。カーニアン期より、鬱の僕に添へばなり。
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肌の色 じゃがバターに なっちゃった 色白世界(いろじろせかい)おいてかないで
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口頭で 厳しい言葉 オリンピック 働きアリに なれそうにない
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最近の 推し飲み物は なんですか? 私はただの炭酸水
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夜半の秋 人も疎らな無人駅 月影踏みて家路急ぎぬ
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喪服着て 立膝ついて 煙草吸う 18の叔母 曼珠沙華
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葉の裏で 雨宿りする虫たちを おどかさぬように 傘を広げる
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待ち合わせ場所にいそいそ駆けつけるそんな思いで青空待った
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久しぶり 夕陽に声を 掛けてみる 当たり前など 無きものと知り
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倒れても起き上がらせば色変わり秋の気配か庭のコキアよ
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ちはやぶる神ぞ泣かるる布引の滝の玉散る柑子の雫
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揚げたての豚カツ囲む団らんに『ちびまる子ちゃん』のエンディング曲
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ポストの中あなたの名前が届いてる ここがあなたの墓場になるの
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あしたから 暫(しば)しの別れ懸念の宵 知ってか知らずか愛猫(きみ)はまったり
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