箱根路の高嶺へ消ゆる86を焦がれど我は愛でし軽トラ
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この春を君に見せたくポケットに ふきのとう一つ隠し持ってる
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三年前僕もあんなに「ふきのとう」だっただろうか泥を跳ねつつ
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短刀を持ち追いすがる浮世絵を観る都美館のガラスのケース
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温暖化対策石油使わないことだよ、知ってるやはり目の前
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改心しマジメな短歌作ること誓約します。四月一日
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上澄みのペラい味には興味ないキャラメルラテの本質はそこ
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満開の桜川面に揺らめいて水に手を触れそろりそろりと
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お気持ちを おかまいなしに たらたらと 思いつくまま リプしてきやがる
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ライラック花屋に届けてもらったと喜ぶ父の声が弾んで
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「雨降る」の予報に花見はサロンへと フルーツティーの差し入れ持って
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あの歌のように離れた君想う遠く遠くと何度何度も
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穏やかな待合室で衝撃の事件を喋る準備をしている
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冬は冬が嫌い春には春が嫌い つまらない生活を捨てろ
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静々と淡いすみれのむ雲のほのかにそよぐ春の曇り日
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買う物も今日聴く曲も自分で選べ!呪いの流れと違う選択
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ギヤマンのグラス一つを手に取って日にかざしたら乱反射する
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虐待と名前がついた「当たり前」まだ始まってすらない人生
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昼休み。半額だった菓子パンの、半額シールを隠しつつ食べる。
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掃除機の音にも怯まず かまってと 棚を降り すり寄りぬ愛猫
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恣意的な小さな神の乱心でちはやぶる 神代も知らず 竜田川 からくれなゐに水くくるとは 17/100 在原業平朝臣
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​花散らし 好きにされませ 満開の 桜楽しげ 雨と舞い揺
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ただ看過してきた闇の哀しみの無数の罰を背負い逝かせて
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エイプリル フールと言えば 嘘ですか 千に一つの 真実探し
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春の空 昨日今日と 薄曇り しとしとと降り 桜散る
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スマホなるモノに夢中な母がいて阻止すべしとゴネる子もいて
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一吹きの 風吹き過ぎて 花韮に 桜舞い散る 佐保川の岸 /佐保川の桜
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佐保川の 汀に青む 荒草(あらくさ)に 伏す鹿の居て 花の散り初む /佐保川の桜2026年3月31日
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猿沢の 池の畦(ほとり)の 暗がりに はつかに動く 鹿の角見し /春宵の奈良鹿
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丁重に エレベーターまで 送らるる 小株主の おほけなさかな /2026年3月30日株主総会
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