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「好きだよ」と言って「ありがとう」だけ返す真意には気づかないふりをする
5
君だけを好きだった夜 ゆきずりの私の好きを無駄にしないで
1
薄青
(
うすあお
)
の絵の具に白を載せるよな 名残りの夏に
綿雲
(
わたぐも
)
の浮く
(
)
12
忘れてたときめき胸によみがえる 朝から晩まで歌っていたっけ
3
CDを聴きながら寝ようとおもったら 逆に目が覚めた 大好きな曲たち
3
おまつりはまだ終わらない様々の世界が並ぶ片隅に立つ
3
冬ベッド チビ猫がすでに使いはじめ 秋の到来 まだ暑いけど
5
ねこたちが来られるようにドアを開け 母はねむれり 羊みたいだな
4
怠らず努めなさいとお釈迦様忘れた頃に耳打ちしてよ
12
しゃくしゃくと可愛ゆし音たて梨食みし 幼な子も早や三十路となりぬ
14
いつ買った何故買ったのかわからない積読に見るなじまない本
8
枕カバー 父の匂いに似てきたと 嘆く息子に 吹き出す
父母
(
ちちはは
)
11
あきめいて さいごのふぃなーれ あさがおの ここに二十輪 あそこに十輪
11
今すぐに貴方の前から消えるから、あの歌を聞く度に想って
3
別れよう。言い出せずにいる私、それを待つ君。 L
LINE
(
せん
)
は続かず
4
ふた回り縮んだはずの園の池一夜で満杯豪雨のすごさ
10
豊水の甘さと白い酸っぱいところ ギャップが良いの 説明できない
3
久々の春樹、「蛍、納屋を焼く・・」を、そろそろ秋の夜長始まるね🍂
2
かげろふ立つ 芥の広場 草いきれ 廃
工場
(
こうば
)
の真昼 誰も居ない夏
4
ねこの目の 瞬膜といふ白い膜 ねむたいときは いつもでている
3
偽ものの笑顔を自分で剥いでいき残ったわたしはきっとかわいい
15
日差しには夏を残して吹く風の音に驚く秋は来にけり
2
生きてれば ほめてもらえたあの頃を 夢見て眠り 目覚めて泣いた
28
秋風に誘はれ出でて鳴く虫の声聞く
夜
(
よは
)
ぞ野辺は寂しき
9
丹澤
(
たんざは
)
の
淡
(
あは
)
に
天霧
(
あまぎ
)
る
彼方
(
あなた
)
には
茜
(
あかね
)
の
映
(
は
)
やし
此方
(
こなた
)
染
(
し
)
みなむ
2
全米は泣きも笑いもしなかろう私の暮らし地味に名作
24
夏っぽい雲がほどけて秋になり パン屋への道指を絡ます
4
「もっと見る」押してみないと見えません 怨嗟も海に靡いた髪も
3
乗り込んだ始発の客は眠りこけ終わりと始まりが交錯する
17
どうですか歌はお気に召しましたか 世界と同時だと幸いだ
1
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