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夕映えに一面散ったガラス片美しさとは千切れた夕陽
0
きみたちが滅びた理由知りたいか明日の夜空に答えを映す
0
このそらを無数の想いが舞っている応えてくれる場所を探して
3
喪ひし 家より見ゆる 大山の 肩戴けり 富士の小白嶺
0
カバンには触れるな母ちゃん俺なりに次の物語始めてるから
3
雪かきのために早起き一時間 一気にやってシャワーを浴びて
1
寺山は 愛と云ひけり
Prévert
(
プレヴェール
)
は 死と云ひけり 桜桃の
核
(
たね
)
1
迫り来る 稚児の歌える鼻歌よ 私の前で歌をやめるな
1
巻き戻す時の女神の悪戯の夜に残りし玻璃の靴かな
2
巻き戻るいつもの朝の雑踏のみな独りゆく靴音の波
4
巻き戻るいつもの朝の食卓の玻璃の器のシリアルの音
3
ごめんねときみに泣かれたあとだから街のネオンが輝いている
0
まばたきをしない時間を比べあった姉があさって家を出ていく
4
氷点下 おふとん以外
凍
(
こご
)
えてる 寝ぼけ
眼
(
まなこ
)
で
泡沫
(
うたかた
)
を詠む
2
今日は雨そこで一曲思い出す空と君の間には僕は悪にでもなる
0
滑り込む山の手線が連れてくる風の子ひとり 僕らもひとり
5
「あと五分だけ」と丸まるミノムシがかわいい、今朝のココアはあまい
3
帰り道 西の空へと消えてった切り傷に似たあさの三日月
5
(
折句「キ ス シ タ イ」への返歌
)
わ
(
ワ
)
がゆゑに
誰
(
タれ
)
か泣くらし
静
(
シず
)
岡の
物
(
モの
)
憂き雨も
抱
(
ダ
)
かるる心地
0
(
贈歌
)
君
(
キみ
)
が住む
駿河
(
スるが
)
の町に
時雨
(
シぐれ
)
降り
湛
(
タた
)
ふ川こそ
意気
(
イき
)
と知りませ
0
あなたへと伸ばすこの手は届かない冬の銀河の光零れる
0
十七
(
じゅうしち
)
のしゃがれたブルースを聞いた
狗
(
いぬ
)
が尾の先を豊かに振る
0
Apparition surprenante
(
アパリシオン シュプレノント
)
顔の無き天使 薔薇の小径 焼灼す
0
冬の陽よ弱きを助け去るひとよきみの影からわたしを出して
2
イージーと言うならプレイしてみなよ貸すよわたしの人生ゲーム
20
厳冬の朝 ストーブを
点
(
つ
)
けながら布団の中で夢か
現
(
うつつ
)
か
3
クリスマスソングの流れる店内で誰かのことを待つふりをして
3
デシリットルいつも控え目な君がなぜ小2をそんなに苦しめる
1
三日月や 何度も君を見つめたが じっと見つめた 家に着くまで
1
声に出し空に離れた瞬間に蒸気と化して立ちのぼれ恋
5
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