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浮かび消え 浮かび消えては 徒なると 言の葉継げども 心へ届かず
13
店頭に 晩夏の頃より 並べられ 秋色の服 色褪せて見ゆる
13
熱帯夜遠し 毎夜のエアコンは 暖房の日を待ちつ 夢見む
24
おやすみと言ったとたんにあふれだす追伸たちをソーダの瓶に
8
胸ひらき 深く呼吸す 秋の朝 も一度息を 胸いっぱいに
11
歌を詠みひと月が過ぎ初
紅葉
(
もみじ
)
更に詠み込み読める自分へ
23
ジャケットを羽織ってみたら汗かいて 肘にひっかけ通勤の愚よ
17
渋谷から姿を消したデパートのようにあの日はうふふは歴史
23
降り止まぬしとしとぴっちゃん秋の雨 レトルトでいい、カレーが欲しい
15
sutesarishikokyouwatookuimanoiokokoroyasuragusyuunosumikani
8
群青の夜空に白いお月さま九月の君にさよならを言う
16
茜色オーロラ照らす飛行機の 目指す先にはぽつねんと月
13
鈴虫が 惜しむがごとく鳴く夜に 一人見上ぐる十五夜の月
18
新米の炊けたる匂い
故郷
(
ふるさと
)
に想いを馳せる元気でいるか
9
柿の実を
啄
(
ついば
)
みに鳩群がって
庫裏
(
くり
)
の瓦は糞で真っ白
6
クリスマスリースになるを待つ君は砂丘で拾いし松ぼっくりクン / 鳥取砂丘
28
この歌に 詠まれた男 俺じゃない でも悪くない キミと夕焼け
5
この歌に 出てくる女 誰なのよ 少し妬けるわ 夕焼けの君
6
まだ早い いやもう少し そのままで よくこの席で 揉めた焼き肉
4
会いたいと希ってもいないから おもいで話を溢れんばかりに
4
朝起きて 晴れてるねってお日さまに 言いたいための「おやすみなさい」
9
物価高 どこまでつづく秋の空 声上がるほど高くなりゆく
8
八月の風を忘れた頃に咲く彼岸花だね今年の秋ね
7
呼んでみて 妻の名前を さん付けて 気持ち悪いと ほっこり笑顔
5
鼻うがい手術後医師がせよと言う生きてる限りするのだろうな
17
してないか 孫の名前を 呼びすてに さん君つけて 新たな世界
4
電動の歯ブラシ電池切れているただ磨くのが辛いとっても
14
「そんなことも知らないのか」のそんなことを、誰もが知っている確証はない
6
子供という恐怖に縛り付けられただけの子供
4
好きだった人だ会ったら挨拶もするが名前が思い出せない
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