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われという深海に棲むいろくずを探知しているこの聴診器
16
カラオケで声が枯れるまで歌うのは死ねない君のリストカットか
10
A
I
に嘘教えられ限度来て 他の
A
I
に助けてもらい/結果オーライでした
10
歳よりも若く見られてドヤ顔で家人に告げてあきれ顔され
16
どこへでも行ける残高ポケットに戻っていくよいつものレール
5
抱っこして背中とんとん寝かしつけ過ぎ去ってゆくばあばの九月
19
「買ってでもせよ」と苦労を背負わされ破産手続き(精神科にて)
10
会うときに言おうと思い会うたびに言いそびれふと、会えなくなった
9
大雨を連れて残暑が過ぎ去りて そしらぬ顔で神無月来る
26
「猫と犬どっちがお好き?」「あっ、いいです。食事だったら済ませてきました」
18
どんよりの曇り空さえありがたく思えるほどの雨続いてた
13
人のこと治せないから口閉じて心で歌うハクゥナマタタ
8
いとこの子 呼び捨てで呼ぶ我が立場 人参 椎茸 牛蒡未満か?
5
気がつけばあれよ時間が経っているうたた寝読書母の
介護と
(
あれこれ
)
23
紅々と 染まる視界に 溺れゆく 糸を手放し 今日は快晴
8
台風で 飛んだらアカン 主居ぬ 錆びた自転車 廃棄に至る
#
娘
15
13
男性の平均寿命超えたるも 平均余命いつ超えられる
13
あつあつの 胡麻団子食ふ ガラス戸に 九月名残の 雨が音立つ
18
雨やみて自転車で行くスーパーは金麦の箱売り切れていて/バラ売りも六本パックも!
10
遠き日の実験室を思い出す錆びて曲がりし鰐口クリップ
16
照り陰るままに地に置く花影の濃く薄くわが無聊慰む
14
お前ならなんとかできると思ってた 二人で虫から逃げ惑う夜
11
長雨に打たれ続くる金木犀 落花がおほふ道の香は失せ
12
おもちゃ屋で五百円札手渡せばレッドキングと釣銭もらい
8
人の世の裏側見ゆる金ゆえに 正義であれと
直樹が
(
バンカー
)
怒る(題/ドラマ)
17
部屋籠り字面それだけ追うよりも 筆捨て街で創作すべし(パクりギリセーフ?)
15
さよならがセットの出会い方もある きみが短歌しなくなった秋
7
秋にして 春の甘みの記憶連れ 朝の戸口に木犀
訪
(
と
)
(
)
いし
18
tobinomauezorindounoshitsugenniomoionoseteakinokazefuku
7
背を曲げて白菜の苗植えし夫 周りを数多の蝶が舞い飛ぶ
30
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