Utakata
登録
Login
サイトのご案内
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
233
234
235
236
237
238
239
240
241
…
次 ›
最後 »
膝痛に歩くに難儀そろそろと公園行けば鳩が寄り来る
16
ぎっしりと並んですするラーメンの湯気立ち込める博多の屋台
13
いるだけでただいるだけで価値のある花の如くに我はなりたし
16
とけてゆく 春に近づく雪だから 少しずつ少しずつさよなら
34
靴箱の中
三月
(
みつき
)
経ち 雨靴の 出番を迎え
冷雨
(
れいう
)
を歩む
24
校庭に 薄くかかった 白絨毯 踊り描くは 鳥の足跡
15
あとすこし手をあげるのが早ければきみと毎朝えさやりできた
14
ピーばかり食べるあの子に落花生買ってあげたら違うと言われ
15
夜半から降り出した雪ほの白く 弥生の朝の冷え込みは冬
21
OSのLINUX LITEとふ名に惹かれマニアの吾が虫また騒ぎ出づ
6
線香を たてる習いは なけれども 毎日
灯
(
とも
)
す 我が
犬
(
こ
)
の前に
21
銀世界もっと眺めていたいから 春よ来ないであと少しだけ
18
どうしても眠りたくないひたすらに集めた髪を測り束ねる
26
冴えかえる桃の節句に雪舞えば言の葉凍え
床
(
とこ
)
に潜りぬ
28
先輩の 愛妻家話 聞いている 穴の空いてる 靴下見ながら
15
幼少に祖母と過ごした春の日がふと蘇るセビアの色にて
42
みぞれ雪 寒の戻りに凍へをり 弥生来たりて春遠からじ
24
正面に浴びた悪意にひっぱられ眠れぬ夜に奪われる熱
9
下駄箱に またローヒール 増えている 俺の靴ひとつ 下駄箱の外
11
世界から消えてなくなる夢を見た 朝の光に血脈を透く
13
二人だと優しいけれど三人を超えるとノリがきつくなるやつ
12
いつの日も恋をしていたそうすればこの世にいてもいいと思えた
11
祭にも行かずにひとり本を読む青春もまあ悪くなかった
14
徒然と天井の模様見つめては そこに明日を探しているのだ
12
勘違い てっきり春も すぐそこに あれよあれよと 冬逆戻り
9
「娘はね自閉症です」父の目は過去から先まで見通している
22
上着脱ぎ春を求めて偕楽園 小梅の香りに頬も綻ぶ
13
「同じです!娘もそれを下げてます」ヘルプマークに出逢う父親
14
通院の ついでに見える梅の花 近づくことも出来ぬ川向う
15
片親で 娘三人育てたが 後悔すること口に出すまじ
13
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
233
234
235
236
237
238
239
240
241
…
次 ›
最後 »