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このセミはきっと死んでるはずだよな そっと踏み込む うわあちょっとお
7
ノイキャンが効かない安いイヤホンで散歩してれば蝉の音聞こゆ
7
公道にてすれ違ふ 原チャリの
翁
(
おきな
)
同好仲間か笑顔で
何処
(
どこ
)
へ
21
いつか来るハンカチ落としのような罰災害大国日本に生きて
12
英単語「知識」になると聞いたので単語帳見て読む
knowledge
(
ノーレッジ
)
4
畑中の スプリンクラーの おこぼれに
与
(
あずか
)
らんとて 道の
端
(
は
)
に寄る
29
やちぐさの まののくさばら つねならむわがあらましよ ただつつまなむ
7
被災地へ 計り知れず 苦しみの 無事を祈りて われ歌を詠む
29
下り坂焼けたアスファルト歪んでる緩くブレーキからから回り
4
あのねのね ねこにも「
えだげ
(
枝毛
)
」は あるんだよ おひげにチョコン みつけたらレア
26
ひとえにも はぶたえなれど みえざらむ わがしじうなど 五重塔なり
6
逢ひ引きは銀座のカフエーに致しませう 青き書生を女は誘ふ
10
流星群
中
(
うち
)
のひとつに思い馳せ ほんとは独りで落ちたかったろ
8
FMへ野球動かし予定変えニュース続行そうでなくっちゃ/NHKだし民放もやってるし
14
無頼派は几帳面なり『右大臣実朝』を読む裂けて砕けて
9
もう投稿やめたのに来る
D
M
に使われている紙と受信料
8
猛暑でも その隅にある 涼風を 見つけるセンサー 研ぎ澄ませてる
11
裏庭の手入れも雑なフェンス沿い今年も咲きし白百合の花
28
街角の展示ケースに霊長目ヒト科ヒト属ホモ・キツエンス
10
夏の朝瞬時に消える僕たちの全生涯の努力闘い
5
誕生日ケーキを焼いてくれたきみ今は息子に買いて帰りぬ
5
被災地の 人々のため 無事祈る どうかどうか 皆が無事であれ
21
誕生日迎える息子遠くよりハッピーバースデー送る父かな
10
おおなゐ(大地震)よ凪げよ暑さよ太陽よ 救助避難所苦闘の連続
15
施設にて 小さくなりし我が母は 負の記憶越え ただいとおしく
30
クッキーの缶に入った大量のクリップの中に埋もれた本音
15
ふたたびの暑さも消えぬ鳶の音の涼しき風と吹き渡るれば
5
山道に途絶えし
貂
(
てん
)
はどこへやら 死して
屍
(
しかばね
)
拾う者あり
7
へたっぴにトーストを食べるきみをみて思い出した僕は二度寝した
6
つけまつげ ケーキの仕上げをするように わたしらしさが羽を広げる
10
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