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百円の高齢者マーク貼り付けて登坂車線をのんびりと行く
35
この場所も 話す言葉も 知らなくて でもここにいる かにに刺されて
6
新緑に木漏れ日のさす散歩道五月は素敵!風まで緑
7
胸を濡らした涙が海原へなんだか絵本みたいな風景
7
紅薔薇
(
べにばら
)
の
天蓋
(
てんがい
)
潜
(
くぐ
)
り 水瓶座 指し示す人の 白き横顔
28
霧雨は きららの粉と 降り注ぎ
鬱々
(
うつうつ
)
と行く 影の
枷
(
かせ
)
引き
24
吾子遊ぶ天使の梯子のくっきりと舞鶴草よさあ飛び立たん
25
柿の葉の色濃く繁り
花実
(
はなみ
)
落つ ぽとりぽとりと実らぬ想い
22
私より上手いあの子がこの道と関係のない進路を選ぶ
21
さようならもしも私を忘れてもあなたのままで笑っていてね
25
流星へ願いをかける人群れに流す独白「あれは罰だよ」
5
通院が 治らぬ病 定期的 死ぬまで続く 修行のようで
4
梅酒瓶洗えば微熱の薫風がさらりと乾かし夏呼び寄せる
26
君のため 歩いた癖が 抜けぬから 日暮れが遅く 家まで遠い
7
バースデイ・ガールその願いとは幸せになることだったと思うよ
4
夕暮れのファミレスにいて君がつく しびれるような優しい嘘を
27
リラ冷えのまあるい寒さポケットのなかであなたの手を思い出す
24
政権の ぬかるみ深く 間に合わせ 何もないのか ああ!日本国
16
夜を裂くクビキリギリスの鳴き声は 冬を越えたる猛者の貫禄
18
花々を抜けて羽ばたく蝶々らのながれる色は風に咲く薔薇
17
風薫る玉ねぎ畑に園児らのヨイショ、ヨイショの
可愛
(
かい
)
らし声が
37
晴朗の皐月の空を滑空す
燕
(
つばくらめ
)
宿求め飛び交ひ
29
「匿流」
(
トクリュウ
)
? 得が無きこと 甚だし 「りくりゅうペア」に 不躾なるぞ
11
昼寝して夜の眠りが浅いとか 年金生活勝手気ままに
17
八重を愛で 見知らぬ人ら 褒めそやす 我は嬉しき 姫の薔薇ゆえ
18
舐め下す 「橋下徹」に 疑義重ね デモクラシーは 夢の浮き橋
11
夕焼けに 目を射抜かれる 太陽や 皐月を前に 猛暑日迫る
13
行間と余白を読めと口にする一昨日から来た野暮天です
6
今日も行く 昼餉の店は 定休日 繁く通えど
定休日
(
やすみ
)
も知らず
13
おねえちゃん お父さんに似ていいよね 遠い昔の次女のひとこと
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