Utakata
登録
Login
新しい歌
人気の歌
サイトのご案内
« 最初
‹ 前
…
1914
1915
1916
1917
1918
1919
1920
1921
1922
…
次 ›
最後 »
「気をつけて」毎朝
夫
(
だんな
)
と握手する 今日が最後になりませんようにと
2
初夏
(
はつなつ
)
の風に誘われ見上げれば 真白の小花 甘く
枝垂
(
しだ
)
れて
7
音だけで以前はちゃんと意味取れた
妄想
(
孟宗
)
汁や
台風
(
タイ
)
カレー
1
ラーメンの上に卵を割り入れて夜中に生まれた小さな太陽
7
まだ尽きぬ叶えて欲しい願いあり 二重にかかる虹よ消えるな
4
あらし過ぎ雨戸を開けるその刹那 よぎる巣くりし小鳥の姿
2
うそらしい かおしてさくか ばらのはな 姉妹たがいに おもてそらして
6
真夜中に嵐となりぬ カーテンを少しずらして稲妻を待つ
7
友達の感覚のまま結婚をしそうな君は家事が出来ない
4
存在を忘れがちなる芋竹輪冷凍庫にはキノコとお揚げ
3
刻まずに這わせたままが
木通弦
(
あけびづる
)
良かったのかと後悔してる
3
十時にも似あわぬ空の雨深く明けのバスに残っているよう
2
しづやかに馬は立つなり装蹄の釘打つ音に瞼閉ぢつゝ
6
アルバムに挟まれていた押し花の記憶を吸ってあなたを綴じた
6
中毒になってしまった伊藤園理想のトマト紙の青汁
1
甥の子にハンドメイドの積み木買う これって昔甥に贈った
1
人間に喰はれる為に生まれしや豚の子どもは戯れ合つてをり
7
半導体は軍事で使うが学術会議は当然研究の中止の圧力だろうな
1
本当に九条を守っていれば平和だと信じているのか と聞きたき思い
4
真夜中の人も車も通らぬに規則正しく光る信号
10
暗闇の中で鴉を探すよに姿は見えず でも声はする
2
「おはよう」をいの一番に言いたくてペダル踏み込め春より先に
15
スマートフォン忘れて走る こんな時ついて来なくていいのに月は・
5
芍薬を父の墓前に嫁自慢座っても良し歩いても良し
6
何もかも 崩れ落ちるか この闇に だが手を伸ばせ つかめあの空
5
悲しみは別れではなく心までカネに染まった君の貧しさ
8
九重に散ったさくらのあとしまつ うすべに甘く仔鹿がたべる
3
私には愛が遠くて尊くて樹木希林とはなんて深いの
8
独へ往く機上の君を想へども吾が東京の席は動かじ
3
つやつやと輝き示せ 身は例え千々に裂けても モンステラの葉
1
« 最初
‹ 前
…
1914
1915
1916
1917
1918
1919
1920
1921
1922
…
次 ›
最後 »