サークルでばらまくだけの義理チョコに喜んでくれる君がかわいい
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母親は決して淋しいと言わず 会うたびに、今日は良い日だと言う
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ありふれる感動などに置いてかれ 一人立つ私を置いてくな
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駅前でたまたま君と会えただけ ただそれだけで僕は幸せ
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寒暖差 暖かい日は 春みたい 雪降る日には まだ冬みたい
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三月の嵐の夜の思い出をむかしむかしのお終いにする
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眩しいの 射る光は誰のもの 羊は2時で 回るから言えないし
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体感して、体温として、体感して 気持ちはもう、とっくにもう
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青春よ 叶いもしない約束も忘れて君は他人になるの
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n機目のライフがあるか知らぬまま無謀に今日を進めた結果
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アンテナは 人の数だけ 立っており どう生きるかは チャンネル次第
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ねこ母の椅子にだれかがすわってる 茶色のもふもふ シッポもあるよ
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酒と安定剤を むさぼるように 飲み続け 僕はおかしい記憶が無くなる 誰か助けて
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目覚ましも 聞こえなくなる 真空で 気づいたことが 加速していく
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取り憑かれ 死にゆくことは 人殺し 人となるもの 人成らずもの
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ビリジアン 名字が戻る瞬間がやってきますよ お見逃し無く
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嘘をつくのに慣れてきて大人ってみんな俳優だったんですね
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恋こそが 人の背を押す 風となり 刺激となって 時を越え舞う
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散りかかる梅を浮かべて盃を重ぬる今日は暮れずもあらなむ
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問いかけに酷く短い生返事五十年経て変わることなく
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暮れ時のちらほら舞い来るなごり雪諦めの悪い君のようだよ
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コーヒーはきらいではない きらいではなくしてくれたあなたはひかり
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まぼろしの花、まぼろしの匂い。やさしい言葉をかくために掻き抱く
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フライト、トレイン、5時間旅行へ、さあ、ようこそ
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さあ、北へ、防寒はバッチリ、一万フィートのランデブー🛫
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雨上がり 陽射しまぶしい 夕暮れに 明日は祝日 いい日になあれ
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沢山の 女を犯した この脳で 愛してるとか ほざくのだろう
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沢山の哺乳類で作られた 僕の右手は猫を愛でる
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可愛くて 愛しい家族 愛猫は 僕の名前も 覚えていない
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スーパーの 和菓子売り場を 飛び出して 誘惑してくる 甘い牡丹餅 
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