家電いえでんする 彼が必ず 出てくれる やだなぁちょっと 脈アリなんじゃない?
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「また明日」手を振る君の小指から糖度12の夏が溶け出す
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朝日浴び通学している子供たち アチラコチラでちちはは手を振る
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初恋が私だったキミ 初恋があなただったワタシ  キミの気持ち良く分かるよ
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ねたむより他人ひとのしあわせ喜べる そういう人に俺はなりたい
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日めくりのこよみの先にハート描く 電話ひとつで破いて捨てる
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思いつきスマホ取り出しメモをする 急いでいるので5時誤字バカ理ばかりになる
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なんとなく行きたくなったらキップ買い 行けてしまうのが大学生か
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喫茶にてクリームソーダを飲んでいる 溶けゆくアイスに急かされ喉へ
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墓地山に何故群れ集う一面に風に波打つ水仙黄色
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炎上のツイ見て学ぶ疎外論 人は理解の中で生きてる
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得意気に指摘したのに勘違い 慌てふためき火消しに奔る
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つばくらめ渡りて心 軒にあり 渡りて遠く我はいづこへ
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手の平も壊れた蝶は治せない命儚く烏が渡る(夢)
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分かたれた切り身をそっと箸トング皿で合体どうせ崩すし
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崩れそな切身をそっと裏返す箸とヘラ持ち息をひそめて
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ポケットに一冬越した手袋と昨日貰った味噌まんじゅうが
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朝日浴び朝顔たちが騒ぎだす 蝉に負けるな 夕萎むとも
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優しさで包んであげて今日ぐらい 忙しいのは分かりますけど
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春先のくすぶっている鼻風邪と動き出さない俺は同罪
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譲られて辞退した爺空いた席に突進してる素直になれよ
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野暮天は嫌われるから 暗示して 伝わらず 足す ※これは愛です
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ふとすると かいた恥ばかり 思いだす ささやくように ほーれほれと
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胸の中君が占めてる割合は黄金比率のビール位だよ
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ふと君の横顔見ると積もる恋 心を君に占領されそう
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木漏れ日の下で手枕たまくら君は横 よしなしことを語り合いたい
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スーパーの駐車場には燕の巣今日はスープと母つぶやいた
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「もう寝よう」思い続けて1時間。夜中は時間が早送りする
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久しい笑顔に囲まれて思う、私やっぱり一人が好きなの
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古い幸 指で撫でては もう遅い 全て消えろと 巻きつく腕で
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