悪口を言われたきみの微笑みがいちばんキレイだったから好き
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本当に一ヶ月半経つ後に桜咲くのか震える枝先
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「生活上、一番困るの何ですか?」「買い物行くのに車が無いこと。」
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懐かしき歌謡曲など聞くたびに目頭うるむ歳になりけり
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展示会「花が咲くころ」観覧し自然の絵画に心和む
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一瞬で流れて落ちる生命よ 夢を乗せては消えてゆくだけ/お題「流れ星」
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だるくって寒くて何にもする気せずあんこ博にも行く気も失せた
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二月の夜大粒の雪舞い続け戸建の屋根を真っ白に染め
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きみのこは 誰の子?なんて聞けなくて 愛してやれない 不器用な他人ちち
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雨の音明かした夜は懐かしく褪せて霞んだ面影の君
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8ミリの塩数の子で飯を喰む そはそれなりの米の旨さよ
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根を張りて 寒風の中 耐え忍び 一心に咲く 庭の花梅
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つまおっとならびて飾る八幡馬 なぜか悲しきなにゆえ哀しき
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患者さんが差し出す券の冷たさと赤いお鼻が寒さを語り
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「日残りて暮るるにいまだ遠し」って やっとわかったこの歳にして
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春を待ち 葉も花もない 裸木はだかぎの 美しき枝振りに見惚みとれて
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文章の体脂肪率15%ほどに 抑えたいとき文語体だな(まみた様へ)
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「青」を「蒼」と書かないようになってからあばらあたりがなんだかさむい
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国歌より 母校の校歌もっとよし 何度聴いても涙ながるる
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集金屋、友だちライクにたづねきて先輩気取りでとりたてて去る
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お約束霰のあとは突風が気持ち悪いぞ生暖かい
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ガラッとな どあドアあけ ろうかをおさんぽだ 今日はさむいよ お戻り、わが
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綿帽子わたぼうし 美し言葉だけれども チラチラ舞ってるだけじゃ積もらぬ
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ざあざあと今度こそ雨手のひらに踊るまあるい霰になった
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ぽつぽつと合羽のフード小気味良く雨かと思う氷粒だよ
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「推し」じゃなく「わたし」に好きと言う君を夢見てチョコのレシピを漁る
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振り向いてわたしを見てよと願い込めバレンタインはすぐそこにいる
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変わりたいお洒落と無縁のニキビ肌 乙女心に火をつけてみる
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寒き日に 気の進まない 誘い有り 「行けたら行く」は 行かないって事…だょ
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年を経し杉の根元は影差して朝日に映える梢の緑
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