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ありし日を偲びアルバムめくりつつ一人でいるもそれなりの日々
16
おやゆびの姫のごとくに
小
(
ち
)
さき花ヒメシャラの笑み雨に濡れても \ 五月尽日
24
主なき住まいの片付けあちこちに
義姉
(
あね
)
のメモせし不安の束が
25
風に揺れ ラベンダー咲く 水無月の 凛とした朝 空気冷たく
30
それはそう科学的ではないからに信じられてる夏の日五日
15
脇抱え よちよち歩く 重くとも これは
美味い
(
うまい
)
と
幼子
(
おさなご
)
知ってる
16
死ぬ前に 何食べたい?で カツ丼と 答える人だけ 信用してます
5
歳重ね 歩みし道を省みて 数多の出逢いに感謝を捧ぐ
19
パスケース 貴女の笑顔を 意識して お土産屋での 幸せな時
16
忘れないで あだ名は出目金 控え目な 貴女と話した 6月1日
7
ソフトシェルクラブサンドはうますぎる 正義は人の 数だけあります
5
きみといるわたしのひどく満面の笑みを愛してほしい あなたも
3
親友であったあなたのぎこちなく片頬あげる笑みが恋しい
7
どこにいて誰と手をつないでいても君を見上げるわたしの瞳
5
惑星が一直線に並ぶように愛しているというと笑うの
3
逆張りを 四周くらい繰り返し Twitterのこと エックスって呼ぶ
7
粛々と愛していかう ときどきはこんな
詩
(
うた
)
でも辞書にしながら
5
養分とガラスの破片をいっぺんに飲むようなあなたとの文通
11
あなたには渡せないまま抱えてる段ボール箱の重みが増して
8
ポケモンがほんとにポッケに入るなら もっと自分を大事にできる
9
昨日と一昨日のハンドタオルが両のポケットから出てきた
5
静かではないのに静かな気がしてる 気まずい世界の創造主になる
4
レギンスと靴下脱いで寝るはずが寒さに負けて履き込む六月
19
先生に褒められました罵詈雑言書きまくってはシュレッダーの中
16
うふふふふ ため息吐息 身にまとい 愛しいこうべ胸に抱く夜
5
九回の 裏ツーアウト 最後まで わからなかった 今日のサヨナラ
7
終電を逃したみたいばかだよね 君を好きなままの私だけ
14
お祈りと当選通知のメッセージ 空の言葉をためておく箱
6
窓を打つ雨粒見つむ
吾
(
わ
)
の胸の日々の煩ひ洗い流せよ
18
この駅のあちこち中央改札があってぜんぶがちがう季節で
9
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