Utakata
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sinano
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祖母が短歌を詠む人でした。少しずつ歌を増やしていきたいと思います。
新しい謎を求めに行くように館へ向かう隘路二人で
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「あとひとり」殺せと叫ぶ満員の聖地に満ち満ちていくよ殺意
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少しずつ少うしずつで変わってよこのままとろとろとろと過ぎたい
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我の強き優しさ貫き通すてふ君が誰ぞに似ていて不安
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善い人でいたいのそれが良いことでなくてもいいのギゼンシャだから
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単純でごく純粋な言葉まで嫌いにさせたの好きの力よ
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初めてのデートはなかなか来ぬ人を貴志祐介と待っていたっけ
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投げるたび帽子がずれたあの夏は遠くなったねあなたは二十歳
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お日様の匂いの吾子が鼻寄せて「ばあちゃんちょうちょの匂いがするわ」
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