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鈴虫の歌のみ響く
十六夜
(
いざよい
)
の
夜半
(
よわ
)
のベランダ 眠らぬ夜景
28
思い切り 個性を生かす 木目あり 技に感動 家具工場にて
23
慌ただしく 今日の予定を組み直す ジャンカラ半額券 実質金曜まで!🎤
15
チビ猫のあさは「
にうにう
(
牛乳
)
」から はじまる ちょっとでおくれた ちいさい
こっぷ
(
コップ
)
で
13
持ってけと農家の差し出すズッキーニ、前腕ほどの迫力に引く
17
詠進歌 そろそろ習字の練習を
短歌
(
うた
)
は 昨年からできてて
13
いきほいをつけておきるや平蒲団 厠にながす夢の残像
15
夢に見た 貴女を想い 緊張す 好きの気持ちが 満ち溢れてる
25
蛇口から水がひやりと水らしく
迸
(
ほとばし
)
る朝の爽やかなこと
22
しとしとと 雨の降る日は 鮮やかな 木々の緑に 季節の移ろい
19
皆既する赤から黒へ裏返るオセロみたいな月を見ている
14
今一度名月見たし黎明に雨戸開ければ雲に虫の音
23
脆弱なアームで今日も掬うから誰かわたしを救ってくれよ
6
万博の テーマが命と 言うなれど プレゼン弱く 早々に去る
6
豪雨にて 庭先にいた 蟹を飼う 今日もぷくぷく 彷徨い続ける
16
睾丸に メス入れ取り出す 精子達 妻に着床 喜びひとしお
10
自転車で横切る誰かの柔軟剤 わたしの「会いたい」上書き保存
9
漸くに 降りし秋雨明け方の 雨樋の音秋近づきぬ
15
10年間 寝る間を惜しんて 漫画描く あのバイタリティが 私の誇り
14
検診を 後日に控え アルコール 薄めて呑む日々 今夜も眠れず
8
午睡→夜勤→午睡→夜勤→午睡→夜勤→午睡→夜勤→永眠→夜勤
5
歩みゆく 道に迷いて ふと気づく 遠回りこそ 景色は深し
8
障害で 恐らく将来 働けぬ 息子の為に 日々倹約
13
新しいアイデア浮かんで膨らませバルーンねじねじ
仕様
(
しょう
)
がない奴
8
くる夏を、煩わしとぞ思ふものを ゆく夏を惜しむ また逢ふ日まで
10
あなたには わからないわと 言い放つ わかってほしいと 言えばいいのに
8
閑麗な、あの子がバンドを 始めた、と。夢で会う時はいつも あの頃のままで。|霞
5
アメリカは十三時間時差があり今は静かに寝ているだろう
3
夕立を横目に
氷菓
(
アイス
)
、咥えつつ
開
(
あ
)
かず夏期講習の
教本
(
テキスト
)
6
あばずれも秋田おばこに見せようぞいずこの母もどこぞの母も
20
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