野っ原はススキと野菊に覆われてアキアカネ待つ頃となりけり
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白と青境界線が溶けてゆく空見上げれば秋の始まり
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泳ぐ子の頭上を過ぎる赤とんぼプールじまいの余韻を残し
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蒼き蝶フジバカマ咲く山里へひらりと降りて羽を休めむ
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「要するに」と言いつつずっと語ってるきみの思いのたけ 天の河
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誰もいないエレベーターが好き きっと、空の先まで昇ってくれる
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朝イチの美しき声はキミだった! ひょいと現る小さなコオロギ
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涼求め 体温を床に残しつ 寝場所を換へて 夏を越す老犬きみ
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人生で 妄想時間 控除せば 有効稼働 いかほどか
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瞬きの 前後で世界は入れ替わり 泣けるつぶやき 見た気がしたのに
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一瞬いい?って永遠という意味で言ってるのだろうかランチタイムに
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ラッキーの7を四つも揃へたる(自販機で缶ジュース一本無料) ねこ母の引き ハガキきっと来る!
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コンテンポラリーと思う近頃は届く訃報のあの人この人
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夕餉あと子だけで過ごす時間ふえ散歩はじめる妻伴ひて
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肉体は乗り換えられぬ乗り物でオーバーホールかカスタマイズで
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隙間にて腹がつかえて動けない壁破壊して夢から覚める
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震災と介護をましてパジャマよりむしろ落ち着くラフな部屋着/ゴミ出し位は○が基準
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あなたが風上で堂々としてるから私は荒野を歩いたりする
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満月と 涼しき風に 守られて グッスリ眠る 秋夜に感謝
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終の夏 濡れそぼる羊歯 かき分ける 雨音だけの森 水の惑星ほしゆく
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目いっぱい季節の風を吸い込んで心に纏わす空調服
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顔面がドロドロになり落ちていく顔だけ透明それもいいかな?
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太陽は夏を制する大スターストライカー地球はボール「ボレーシュートだ!」
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とりがなく 黒に雪あり たんちょうに 東風こそ吹かば 北海道きたかいどう
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濃い顔の上司に頷く塩顔のイケメン話を前のめりに聞く
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柝の鳴りとばり上がるも引潮の 悲喜定まらぬ幕間の妙
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十六夜に 悲しみのパス蹴り出せば ゴールキーパー彼方より来る
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キャンプはね、やったら楽しそうなんだけどね。 世界はやったら楽しそうでできてる
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「半分こ」と捧げられたどらやきが 君との日々の幸せな断面
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朝夕にデイ送迎車行き交えり老い人多き坂道の町
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