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おかえりはぼくよりさきにいわないでパパの帰宅時ママへのクレーム
13
ビル街の 天神様で 待つ君の 笑顔で手を振る 姿に胸キュン
14
人事異動 グループ会社を 立て直せ 文化の違いに 連日会議
11
墓もいいけどあなたの身体の中でも眠りたい きっと安心する
9
眠るまでラジオをつけて歌を聴く昔のことをあれこれ想う
9
尾道に行ってみたいと妻が言う 私に青き思い出のあり
14
もう九時か時計を見てなお帰れない 疲れすぎては地下鉄乗れぬ
6
コンビニのチューハイ売り場に先客がいるから私回遊してる
12
どうせなら 死ぬまで逆張りつづけたい DIY葬セットをポチる
4
使い切りタイプの愛です使用後は保存しないですぐに洗って
7
人の手に
触
(
ふ
)
れてもらえる それだけで 喜ぶ猫の純真無垢さ
27
苦しみも いつか終わると 知りつつも 歯を食い縛る 人手不足に
24
旬過ぎた甘夏柑はパッサパサ吾に重ねて只々食す
11
ウォーキングに疲れる時もあるわけで
齢
(
よわい
)
重ねて 夕暮れの街
18
雨模様錆びた心を動かそう日の目見ずとも力の限り
16
空の青が憎くてついやりました 俺は正気だ 腕を離せよ
6
久しぶり太陽上った朝九時に ギリギリ出社で残業確定
7
ばあちゃんが漬けた梅干し瓶のなか 形見となって今もいすわる
22
しんどいな気圧の谷に落ちたかな痛み呼吸苦メンタル不調
24
ピーピーと 探知機を手に 登園す 金属どこか 宝探しと
9
種を播き 芽も出ぬ土に オクラの実 思い描きて 食を待ちわぶ
9
なんとなく 面映ゆいから はんなりで 嫋やかな君を ただ見ていたい
5
夕映えは 茜に変わり 紺碧の 闇夜に誘う 静寂の空
14
洗いもの濡らした服がすぐ乾き「ああ夏ってば、もう来てたんだ」
20
結婚に 愛はいるのか いらないか 誰が解けるか 人生の謎
14
おろかなる人類ですが最期には偉大な辞書よひとつあれかし
7
偶然の出会いはすべて五つ星私は今の私を生きる
10
ただ歩く あるけあるけ少しでも 無為な思索を誤魔化すために
13
飛行機は黒板を爪でひっかいたような音たて影を落とした
5
一人っ子おもひでつくる小六の週明けにゆく函館の旅
12
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