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時代劇に出ない人生を選び取り 地元の本屋で買ったピアッサー
2
わたくしが皆に良いねを押す
理由
(
わけ
)
は高次脳機能障害なので
7
古布を切って織り上げ履いている布ぞうりって何故か豊かだ
11
意外でしょ?車も金も無いけれどお腹いっぱい食べられている
6
「昔はね何でもできた娘なの」それを言ってはだめだよ母さん
7
バツ2だし生活保護で障害者ふかーく思うの辞めてみようか
6
一人では生きて行けない世の中を作ったやつは誰なんだろう
8
本当は私のために来るでなく呆け気味なる母を伺う
4
たかが二年 あなたにとっては 短かかろう でも高校生活 ほぼ無くなったのよ
3
さよならはあなたが干したユニクロ
U
、最後の証拠を摘み取ります
5
しんどくて ただわが猫
(
こ
)
と眠るが楽しみで そのためだけに寝る支度急ぐ
6
菊取りし名馬敬う者たちの声鳴り止まず 更なるかちを
3
あの夏に水を求めた魂へ供養の雨が長崎を包む
15
背板なきホワイトのカラーボックスのアイデンティティは白いということ
1
ホワイトのカラーボックスに朝日差す 白すぎるから色紙を置く
2
担任の気配を探す夏休み 教室の水槽きれいになってた
2
水槽の底小さきエビ3つウーパールーパーと見つめ合いけり
2
今日もまた 重ねてしまった過ちを 撫でてくれる嘘 路上で探す
4
熱帯魚と呼ぶには涼し過ぎる水槽ネオン・テトラが青空見てる
1
水槽の揚水ポンプに張り付いた魚を食べる仕事するエビ
1
地上での
忙
(
せわ
)
しさ知らず西の空燃ゆる雲の
端
(
は
)
往時も同じか
7
満点の答案用紙が満点の容姿なんかに負けてたまるか
5
今までの 言い訳してた逢わぬ日々 全部君との 時間過ごせた。
4
泣くな少年善戦だった 甲子園の後も未来は続く
10
音もなく閉じた楽譜と見つめあう 八分音符は死神の鎌
4
熱中症警戒アラート出されても 移動しなけりゃ用事が出来ぬ
8
テキストを 仕上げとばかり 熟読す 試験前夜 最後のあがき
6
まっしろいシーツで覆われたあとは消毒液のにおいで眠る
3
うちゅうでき せつじつなものなど なにもなく かみとちきゅうは はっぱすってる
4
お盆来る 若くに逝った 友たちと 酒飲めたらば 楽になろうに
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